Destiny2 デスティニー2 まとめ Wiki

「司令官、お言葉ですが、私は地球でハイヴに見つかった時に奴らと戦いました。衛星タイタンでも奴らの進行を阻止しました。奴らを全滅させる戦いにも必ず参加します」——スロアン

タエコ3はまたにやにや笑っていた。スロアンはタエコを好いていたが、あのにやにや笑いは好かなかった。
「いいよ。怪しいハイヴの儀式なんていつものことだ。そうだろう？」
スロアンは手すりを握り締めた。「あの波の下には見たこともない場所が広がっている」。タエコの後ろに立っていたハンターが呆れた表情をした。スロアンが握っていた手すりが音を立てた。
「心配しすぎだ、副司令官！ スパローで何体のハイヴを倒したと思ってる？ 私達3人なら―」 ハンターはナイフを振り回し、その横にいたウォーロックはショットガンの銃鉄を引いた。あたかも練習してきたかのようだった。「軽く片付けられる。手も足も出ないだろう」
スロアンはタエコに近寄り、その肩に手を置いた。タエコの顔からにやにやが消えた。ハンターのナイフが落ちたが、彼はそれを空中で受け止めた。
「タエコ。背中を任せられる仲間がいない状況だってある。お前が最後の生き残りになった時はどうするんだ？」
タエコは再びにやにや笑い始めた。「簡単だ。プラクシックファイアを受け入れる」