Destiny2 デスティニー2 まとめ Wiki

デッドオービット随一の技術者や専門家によって改造が施されたスカウトライフル。

人々はシティに住んだことがない彼女を「徘徊者」と呼んだ。
鷹ノ目の狩人達が現れる前の古き悪き時代、タムシンは壁の後ろに隠れたりはしていなかった。身長が2メートルもある彼女は盗んだパイクに簡単に乗ることができた。彼女はガーディアンでも、アウォークンでもなかった。彼女はただの人間だ。種も仕掛けもない。
タムシンはバンダルと互角で戦えるほど強かった。
タムシンのブーツはシャックスのものよりも大きく、外套を脱いで毛布として使えば6人家族でもすっぽり入れてしまうほどだった。
タムシンは一つの場所に留まることを嫌った。彼女は夜な夜な訪れては、ほら話をして村人たちの食料を食いつぶし、そしてまた去るのだった。
ペレグリンにはこんなおとぎ話がある。「風の強い夜に扉を叩く音がしたら、それは木の枝やフクロウなんかじゃない。タムシンが旅のお供を探しに来たんだ。扉を開けたら星の彼方まで連れていかれるぞ」

シティ中央図書館人類学――民話――デッドオービット神話。