デカルト・コーディネート のバックアップの現在との差分(No.3)
入手方法: レジェンダリーエングラム、もしくはファクションのランクアップのパッケージから
一方はどこで終わり、もう一方はどこで始まるのか? [VanNetの暗号化ルーターより報告] 我が友よ、彼女の公務に私が口を挟むべきではないことは分かっている。だがつい最近例の場所に行った時に、思いがけずあるやり取りを受信してしまったのだ。どちらかというと、笑える内容だ。お気に入りのプラクシックのことはあまり気にしすぎるな。迷惑を掛けられたら、私の代わりに蹴り飛ばしてくれ――C.Y. [記録を添付] 記録: 30.10.15.C.Y.報告 人物: 助言者タウラン[A.T.]、女帝カイアトル[E.C.]、スパイダー[T.S.] ファイル//機密//音声 [A.T.]接続を確立。帝国の歴史にこの日を、カルスの子であり、ウムンアラスの討伐者でもある偉大なる女帝カイアトルが、音声メッセージを通して、ハウスの元所属者である、入り組んだ岸辺のスパイダーと会談を行なった日として―― [E.C.]十分だ、タウラン。事実に美辞麗句を連ねる役目は書記官に任せろ。 [T.S.]そのとおり、それでは早速始めるとしよう。お前たちは今、処理できないほど問題を抱えている。俺に任せれば喜んで協力するぞ… 俺なりのちょっとしたやり方でな。 [E.C.]お前に頼むぐらいなら、沼地からウォービーストが出てくるのを待つほうがましだ。私が部隊から盗人をどれだけ排除してきたか知っているか? 奴らは自分で自分の価値を下げたのだ。証明の地を這い回る虫だ。戦場のゴミを武器に作り替えている。それも全て、お前が奴らをグリマーでそそのかしたからだ。 [T.S.]はは! 俺が? そそのかしただと? マーケットの均衡を保つためにはそうするしかない。 [E.C.]戦争成金と取引するのはこれが初めてではない。ただ、ここでお前を徹底的に踏み潰せば、これが最後の取引になるかもしれぬ。 [T.S.]俺は良かれと思ってしただけだ。カバルの起業家精神を刺激するためにな。帝国が資金不足に陥っているという話は聞いている。 [E.C.]ほう? [T.S.]帝国の腰巾着たちから何を言われたのかは知らないが―― [A.T.]いい加減に―― [E.C.]口を挟むな。 [T.S.]ただ、太陽系で同じやり方は通用しない。トロバトルの古い伝統行事のように、戦って征服したところで、たいした利益にはならない。ガウルはそれが原因で痛い目を見ることになった。生き残ったレッドリージョンの兵たちは順応することを学んだのだ。 [T.S.]それがお望みなら俺に言ってくれ。俺もこれまでのやり方にはこだわないし、支払いの計画もこちらで考える。 [E.C.]随分と気前が良いな。ただ、私には必要なさそうだ。お前も知っているように、私には自由に使える未開発の資源がある。 [T.S.]追放を免れた者たちのことを言っているのなら確かにそのとおりだ。ただ、俺は武器よりも遙かに価値のある商品も扱っている。お前が多少でも父親に似ているなら、俺の持っている情報にもっと興味を示すはずだ。 [E.C.]そちらの座標を教えろ。直接話をしよう。ただ調子に乗るなよ。お前が慈悲をかけるに相応しい相手かどうかまだ決めかねている。 [T.S.]そりゃいい、俺の慎ましい岸辺で良ければ喜んで女帝様を歓迎するぞ。宮殿とは違うが、俺たちのような虫にとっては、家と呼べる場所を持てるだけツイてるほうだ。 [通信終了] 渓谷は、川のせせらぎと時折鳥の声が聞こえる他は静まり返っていた。こんなに不気味でなければ、のどかだと思えたかもしれない。龍チャルコは岸沿いを忍び足で進みながらそう思った。カバルとあの騒々しい移動基地はどこだろう? 轟音を立てるパイク団は? どうやら休みを取っているらしい。よりによってこんな時に。 潜みし者はしゃがみ込み、岸に散らばったつるつるとした石の上に手を滑らせた。次の報告ではいい知らせを持って行きたい。最後に話した時、イコラはとても疲れているようだった。 無理もない。ピラミッドがやって来る前から、味方が減るのと同じ勢いで敵が増えているような感覚があった。私たちの空から4つの天体が奪われた今、その傾向はさらに強くなっている。 そしていまチャルコは、あの悪名高い光のケルの居場所に関するわずかな手がかりを追い、死地に足を踏み入れている。 無線をつけて確認を入れようとした次の瞬間、彼女は見つけた――手のひらの形をしていて、完璧な具合に角の取れた、水切りにもってこいの石を。彼女はそれを拾い、うまく回転をかけて投げ、水の上を跳ねさせた。青空と松の木の映った鏡のような水面が1回、2回、6回波打った後、重力が勢いに勝り、石は水中へと引きずり込まれた。 突然、まわりでガサガサと大きな音がした。何百という鳥が木を揺らして舞い上がり、空で旋回しながら警告の鳴き声を上げる。チャルコはライフルを構えて素早く振り向いたが、そこには誰もいなかった。彼女は呼吸を落ち着かせ、疾走するパイクの特徴的な唸りを聞き逃すまいと耳を澄ませた。 電気がパチパチと空気中を走り、それに反応して彼女のうなじの細毛が逆立つ。大きな地響きでチャルコはバランスを崩し、地面にぶつかってごろごろと転がった。うつぶせになると、2度目の衝撃波がやってきた――さらに大きくはっきりとドスンと音がし、飛び跳ねた岩がガチャガチャと音を立てて落ちた。 そして静寂が戻った。顔を上げると、先ほどと何も変わっていないように見えた… …澄んでいた空に、色とりどりのオーロラの縞が入っている以外は。 チャルコは素早く立ち上がり、渓谷の岩壁へ走った。瞬く間にその岩壁を登り切り、一番近くにあった松の木によじ登る。余波の可能性を考えるとリスクの高い行動だが、彼女には高い場所に行く必要があった。 揺れ動く天辺の枝にたどり着いて初めて、彼女はそれを見た。木々の上に顔を覗かせたトラベラーの破片が、色鮮やかな光を放っている。チャルコは視線を上げ、成層圏へと延びる弧を目で追った。一体何が起きているのだろう? 彼女は空を見つめたまま、無線のスイッチを入れた。すぐさま、エリス・モーンの声がバンガードの公共用周波数に乗って響く。「これで終わりではない。ますます広がるだろう」 貫くようなまばゆい閃光が南東の空を照らす。チャルコは木にしがみつき、ぎゅっと目を閉じた。再び目を開けると、空は済んだ青に戻り、破片はくすんでギザギザした状態に戻っていた。 「何なの」彼女は誰にともなく言った。 (初期ではレンディションの伝承が含まれていたが、修正された。ちなみにレンディションのC.Y.はこのチャルコである) 特徴初の「ヴォーパル武器」がつく可能性がある速射フレーム・フュージョンライフル。 現在は同じく「ヴォーパル武器」がつく可能性がある速射フレーム・フュージョンライフルとして、ステイシス武器の「リップタイド」がある(キネティック枠)。 特殊ウェポンとしては非常に高い対ボス火力を誇る。 入手方法 ・ワールドドロップ ・「永夜のシーズン」のアンブラル・エングラム集束 パラメータ
※計算式不明瞭につき大雑把な値です パーク
武器リスト
コメント |
©2017 Bungie, Inc. All rights reserved.
最新の20件を表示しています。 コメントページを参照 画像を非表示