Destiny2 デスティニー2 まとめ Wiki

「目撃者が私に与えたものをお前に与えよう。死または最後においてお前の役に立つように。その両方を兼ねることはできない」――目撃者の門弟ルラク

玉座の世界のピラミッドの中で死んだゴーストの山を漁っていると、ある言葉が聞こえた。
「貪欲な者よ… 一体どれだけ独善の罠にかかれば、本来あるべき流れを妨げる全ての道を認めることができるのか？
お前は目の前にある共通の義務を見ていない。時間の起源以来、生きとし生けるものすべてに課されている重責… 避けられぬ最期という必然的な結末、最終形態に向かって存在していくということから目をそらしている。
なぜお前は、自分と異なる世界観を持つ全ての存在の企みを、延々と妨害しようとする？ お前には敬意が足りていない。方向性が欠けている。求めるよう導かれたものだけを求めているから、お前はしつこい厄介者の域を出ないのだ。
私もかつてはお前のように強情だった。社会が周囲に描く幻想によって、誤った完璧さに駆り立てられていた。しかし振り返ってみると、答えを持っているのは1人だけだった。微小な個人の目に映る宇宙がどうあるべきか、という建前を全て捨て去ったのは1人だけだった――それが目撃者だ。
目撃者を通して、私は動機を見つけた。明確さを。目的を。私は、長い間自分に染み込んでいた野蛮性の層を捨てようとした。そしてその代わりに、自分で顕在化させた腐敗を他者に感染させるという洗練された方法に目を向けた。
全滅させれば効率的かもしれないが、目的は最後の1人になることではない。むしろ、自身や残っている者たちが目的地に着くのを邪魔する障害物を取り除くことだ。
お前の種の全滅は決して目的ではなかった。しかし、お前たちを正しい思想へ、物事の最終形態へと導くことができるのであれば… 脈打つ心臓を腐らせることに意味を見出せるはずだ」