「暴力から生まれた平和など、平和ではない」――エフリディート卿
フライト_レコーダー_ログ // VG777-T // L-221HG01: ――激しい攻撃を受けた! ジャックスとクレイドがやられた! どこからともなくカバルが突然現れた。恐らく応答装置の信号を把握されてる!VSYS: バンガード船、IDコードが暗号化されています。再認証してください。HG01: 金星の前線基地への緊急着陸を許可してくれ!VSYS: 再認証してください。HG01: 5回だ! 再認証は5回試した! よく聞いてくれ、こっちは故障したジャンプシップに乗っていて、しかも民間人を乗せたフリゲートを護衛中なんだ! 滑走路を開けてくれ!VSYS: 手続きは拒否されました。金星前線基地の軌道防衛システムを作動します。HG01: やめろ! 停止してくれ!VSYS: 命令には応じられません。HG01: この役立たずめ!HG01: 計画変更だ! キャプテン・ヘネック、聞こえるか?CC03: はっきりと聞こえてるぞ、ガーディアン! それでどうする? カバルの巡洋艦にピッタリと張り付かれてる!HG01: 新しい座標を送る! 何度かジャンプして、奴らを振り切――フライト_レコーダー_ログ // VG777-T // L-236HG01: ――まだ大丈夫だ。ほら、見てみろ! 緑の点滅は電源が生きていることを示している。UNK1: この船が飛ぶことは二度となさそうだ。フライトレコーダーにそこまでの価値があるのか?HG01: 日誌を書いたことがないのか?UNK1: ある。ただ、その価値を見いだせない。HG01: ここで私に残された選択肢は、お前と話すか――悪気はないんだが、リーフ生まれは最初はとっつきにくいんだ――それか、あれと話すかだ。それに私はフォールンの言葉は話せない。UNK2: [未翻訳]HG01: ほら、言ったとおりだろう?UNK1: それなら… 一人で話せばいい。HG01: そのとおりだな。とにかく手を貸してくれ、主電源を切断し――フライト_レコーダー_ログ // VG777-T // L-238HG01: 何と言うべき悩んでいる。地球には二度と戻れないかもしれない。別れの挨拶をしなかったことを悔やみ続けている。HG01: そっちは安全だろうか。シティから無事に避難できただろうか。HG01: 通信機は機能しない。カバルが全チャンネルを占拠している。アウォークンに助けを求めているが、オリックスが大騒ぎしたせいで、彼らは私たちとカバルの間に入ることを躊躇している。HG01: 会いたくて仕方ない。HG01: もう一度会えるのなら、どんな困難も乗り越えてみせる。私がリーフ料理に文句を言い、あなたが私の戦術的選択を批判する。そして私はあなたの腕の中で眠りに落ちる… そして全てを忘れる。HG01: それよりも、私はただ――私があなたを愛していることを知ってもらいたい。光の届かないこの場所でも、あなたのことを忘れたことは一度もなかった。フライト_レコーダー_ログ // VG777-T // L-239HG01: 古いデッドオービットの船を改造してシェルターにした。空調はまだ機能していて、熱と放射線シールドは問題ないようだ。ここにいる友好的なフォールンにかなり助けられている。最初はアウォークンの奴隷だと思っていたが、どうやら… そうじゃないようだ。HG01: ついに負傷が原因でキャプテン・ヘネックが死んでしまった。私は彼が息を引き取った時すぐ側にいた。彼の最後の言葉は「どうやら、今は、我々にそこまでの違いはないようだ」だった。HG01: [長い沈黙]HG01: あなたがここにいてくれたらと願わずにはいられない。フライト_レコーダー_ログ // VG777-T // L-240[記録削除]フライト_レコーダー_ログ // VG777-T // L-241[記録削除]フライト_レコーダー_ログ // VG777-T // L-242HG01: ケスクという名のフォールンの協力を得て、彼らが作った言語モジュールをフライトレコーダーに組み込む作業を進めている。彼らの言葉を私の理解できる言語に翻訳できれば、こちら側からもジャンプシップに搭載されている言語処理システムを通して彼らに言葉を伝えることができる。HG01: そのほうが、口のパーツが足りなくて話すことができない言語を習得するよりも効率が良い。フライト_レコーダー_ログ // VG777-T // L-243HG01: 今日は記念日だ。あなたが同じ星を見ていることを願う。フライト_レコーダー_ログ // VG777-T // L-244HG01: トラベラー。UNK2: <<大いなる機械。>>HG01: ふむ。なるほど。HG01: 家族。UNK2: <<ケッチ。>>HG01: なるほど、どうやら行き詰まったようだ。単純な単語をいくつか試してみないか? フォールンのデータベースを作る必要がある。UNK2: <<エリクスニーだ。>>HG01: ああ、すまない。エリクスニー。フライト_レコーダー_ログ // VG777-T // L-245[記録削除]フライト_レコーダー_ログ // VG777-T // L-246HG01: こんな夢を見た… まるで記憶の中の記憶だった。ただ、私が目覚めたとき、確かにあなたの笑い声が聞こえた。HG01: 光なき者として生きるのは辛い、ただ… この微かな幻肢痛の辛さとは比較にならない。HG01: まるで人生そのものが幻肢みたいだ。フライト_レコーダー_ログ // VG777-T // L-247HG01: 光。UNK2: 光。HG01: なぜ自分が驚いているのか分からない。UNK2: <<我々は全て光の中で作られる。我々はそれを失った。>>HG01: ああ。UNK2: <<今の我々、つまりお前と私にはそこまでの違いはない。>>HG01: ど、どうしてそんなことを言うんだ?UNK2: <<我々が生きている時、それは我々のかつての人生の影の中に存在している。我々が死ぬ時、それは我々の物語の終わりとなる。>>[長い沈黙]HG01: そうか… なるほど。UNK2: <<多くのものが意味を成す。立ち止まって耳を澄ませばな。>>[長い沈黙]HG01: 掘る。UNK2: <<掘る。>>フライト_レコーダー_ログ // VG777-T // L-248[記録削除]フライト_レコーダー_ログ // VG777-T // L-250HG01: これから地球に戻る。民間人たちは、ここの住人が面倒を見てくれることになった。HG01: あなたを見つけられるか分からない。でもこれ以上ここにはいられない。HG01: あなたに会えたら、この録音をあなたが聞くことはない。でもあなたを見つけられず、私が生きていれば… 私はここで多くのものを目にしてきた。とにかく――私はこれ以上戦えない。あなたなしでは。木星の平和主義者たちの街の近くに飛び地がある。私はそこにいる。HG01: ケスクに私のピストルを渡しておく。あなたが私を探しに来た時に、それをあなたに渡すように彼に言ってある。もし… あなたが、死んでいたことが分かったら、彼がバンガードに届けてくれる。HG01: 私にはもう必要ない。HG01: 私にはあなた以外必要ない。// ログ終了
※計算式不明瞭につき大雑把な値です
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