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暗黒 のバックアップ(No.22)
概要
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| - | 光(The Light) | 暗黒(The Darkness) |
| 起源 | トラベラー | ベイル |
| 領域 | 物質の領域のエネルギー | 精神の領域のエネルギー |
| 記憶 | 消去する | 復元する |
| 応用例 | ソーラー(破壊と創造) アーク(変化) ボイド(存在や空間) | ステイシス(制御) ストランド(繋がり) ナイトメアやディープサイト(記憶) |
ベイル(The Veil)が暗黒の起源であり、ベイルはその暗黒の力で最終形態を誕生させる。
「最後の形状」「最終形態」(Final Shape)とは滅ぼすことのできる全てが滅んだ時に残る存在である。
トラベラーと接触した目撃者の種族はベイルの暗黒も手に入れ、トラベラーを失ってからも暗黒の力をふるい続けてきた。
大崩壊時に最後の苦痛の神、ネザレクを暗殺したサバスンがベイルを略奪して海王星に隠した。
現在ベイルはネオムナのクラウドアークを動かすための電池である。
ベイルが「農家」の可能性はあるが断言はされていない。
農家は庭師と並び宇宙誕生以前から存在している因果超越存在である。
彼らの行った宇宙創造のゲーム「庭師と農家のゲーム」では、庭師(おそらくトラベラー)が種を増やし、農家(The Winnower、別名:選別者)が種を絞り込む役割を担う。
そして宇宙に最終形態が誕生すると、庭師が宇宙を再創造する、ということを繰り返し、二人は宇宙を外から観察していた。
だが、毎回単純なルールの下ではベックスが常に最終形態として生き残ってしまう。
農家はこれを美しいと考えていたが、結果に不満を持った庭師がルールを複雑化、二人は喧嘩した挙句に宇宙に自らを直接組み込んだ(詳細はベックスの起源も参照)。
こうして庭師と農家と言う2つの異物(因果超越存在)がこの宇宙の一部となった。
ベイルが農家だとする説の根拠は、因果超越存在が2つあるはずでトラベラーとベイルがそれに該当すること、光と暗黒の対称性、目撃者が目的(構造や農家)を求めベイルを発見したことが挙げられる。
目撃者はトラベラーの光を「活殺自在の混沌」、ベイルの暗黒を「混沌を削り取る力」と評し、暗黒が最終形態を生み出すと考えているがこれは庭師・農家の役割とも矛盾しない。
ただしベイルが農家と言明されていないことから、伏線や意図的なミスリードの可能性もある。
大崩壊からごく最近まで暗黒と深淵は区別されず、暗黒としてひと括りにされてきた。
実際には異なる。
深淵(The Deep)はトラベラーの敵対者目撃者であり明確に邪悪な意思を持つ(深淵の詳細は目撃者参照)。
それに対して、暗黒(The Darkness)はただの因果超越エネルギーでありそこに意思はない。
光の加護を受けたからと言って使い手が必ずしも聖人ではないように、暗黒を受け入れたからと言って必ずしも使い手が悪人になるわけではない。
ナインの言葉を借りれば、光も暗黒も等しく生き残るために利用できる「道具」であり、使い方次第で善にも悪にもなれると言える。
大崩壊は暗黒のエネルギーを扱うピラミッドによって引き起こされ、暗黒時代には暗黒のエネルギーを操る異星人によって人類は苦しめられたため、暗黒が邪悪であると言う理解が広まった。
実際に、ハイヴ、宿られた兵、スコーン、ナイトメアなど、深淵側は主として暗黒の力を振るうため区別が難しいだろう。
しかも預言者は長年「トラベラーと光は人類を守る善、暗黒は邪悪」と言う教えをシティに広め、暗黒研究を妨害した(光と暗黒の対称性を説いたウランタン派や暗黒研究をしたオシリスを追放した)。
結果として人類は暗黒の正体を長年把握出来ず、「暗黒」は遥か古の時代からトラベラーと敵対してきた宿敵=邪悪な存在であると理解し、フォールン、ハイヴ、ベックス、もしくはピラミッドが暗黒その物だと考える一派すらいた。
この状態は近年まで続いていたため、古い記述における「暗黒」は深淵と暗黒、両方を混同している場合がある。
近年になり預言者の死、ナインからの接触、目撃者の太陽系到達、ベイルの発見により、暗黒(The Darkness)と深淵(The Deep)は明確に区別されるようになった。
マラ・ソヴ女王はアウォークンの操る異能が暗黒・光両方に根差していることもあり、早期から「邪悪な意思」「暗黒に潜む声」として深淵の存在を認識し秘密裏に敵対していた。
またナインは「光も暗黒も生き残るための手段だ」と考える放浪者にデリレクトを与えてガーディアン達が暗黒を道具として利用するよう差し向けたり、
主人公、エリス・モーン、放浪者に予言や天誅を与え光も暗黒もただの道具であることを指し示した。
暗黒は邪悪な意思を引き出す悪しき存在と言う捉え方はある面では正しく、ある面では正しくない。
光の力は抑制の効いており、使役者の意志通りに制御することが容易い。
しかし、ステイシスは自他を制御する力であり強い意志で制御しなければ暴走を招き、ストランドは制御を手放すことで扱える力である故に無理に制御すると死につながるほどの大きな反動を生じる。
光のケル、ミスラックスも若い頃には「ネザレクの聖櫃」に魅入られ蛮行を繰り返していた。
この点から、暗黒は抑制の欠けた力であるため強い意思なしでは邪悪に堕ちる危険を伴う。
ベールに包まれた女性のような像。主人公は暗黒に関連する場面で幾度となく出くわしてきた。
深淵か暗黒の何れかに関係していると思われるが、詳細は現時点では不明。
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