スコーン(Scorn)は「孤独と影」で登場した新種族。
首領であるファナティックによって、暗黒に汚染されたエーテルである「ダークエーテル」を与えられたフォールンが変異した姿である。 その危険度からエルダーズ・プリズンに投獄されていたが、ユルドレン・ソヴの手引きによりファナティックを筆頭とした8人のバロン達と共に脱獄した。
目撃者直属とそれ以外で性格は大きく異なる。 目撃者直属のスコーンは宿られた兵同様に自我を持たず命じられるままに戦い、ハイヴのような儀式を通じて戦闘訓練を施されているようだ。 それ以外は自我を持ちフォールン由来の文化を継承している。 ウォーロードの旧跡に出てくるスコーンの多くはアハンカーラ・ヘフンドの呪いを受け変異したハウス・オブ・キングス残党である。 それとは別にファナティックに由来するスコーンは元々フォールンの中で虐げられ追放された者の集団がダークエーテルで汚染され生まれた。 この経緯から反体制的な傾向が強く、フォールンにとって命の源であり信仰の対象でもあるはずのサービターを好んで破壊するという信じがたい行動を取る。 そのためフォールン達からも「もう仲間じゃない」と見なされており、フォールンとスコーンは激しい敵対関係となっている。
多くの個体は元のフォールンの面影をある程度残しているが、狂暴性はフォールンとは比較にならない。 一部の変異体は同じように暗黒の力で歪められたハイヴと似通った要素を持ち、非常に醜悪な姿に変貌、一部はステイシスの力すら手に入れている。 彼らは身体を構成するエーテルがダークエーテルに置換された結果、ダークエーテルを吸収することでガーディアンのような「蘇生」が可能になっている。 劇中でリーダーのファナティックが幾度も蘇っていたり、マシーニストが「リアニメイト」として復活するのを初めとして、基本的に全ての個体が蘇生可能とされている。 しかし、「蘇生」のたびにスコーンは身体と精神が少しずつ変質していくらしく、無理に蘇生を繰り返した個体はスクリーボや変異体といった歪な姿へと変貌を遂げる。
孤独と影の事件以降、主だった指導者が倒され、更に首領のファナティックが岸辺から追放されたことで活動は沈静化しつつあるように見えた。 しかし、カルス皇帝によるグリコンでの実験の中でスコーンを構成するダークエーテルと暗黒の間に密接な繋がりがあることが示唆された。 そして彷徨のシーズンにおいて、何らかの手段でステイシスの力と亜空間へのアクセス権を手にし、シヴ・アラス率いるハイヴと宿られた兵に並ぶ暗黒の軍勢となるに至った。 それらに併せて、ガーディアンのクルーシブルのような試練的、あるいはハイヴのような儀式的な意味を持つ戦闘行為をエリクスニーにはなかった独自の文化として発達させている。 マラ・ソヴ女王はスコーンが独力でここまでの変化を短期間で成せるはずがないとし、彼らの背後に大きな力が働いていると推測した。
漆黒の女王では光の力を得たサバスンの玉座の世界に出現し、サバスン率いるルーセントブルードと激しく衝突している。 組織的にも以前より遥かに洗練され、新たな主人を迎えたことがほぼ確実視される中、その新たな主人が目撃者およびその門弟であるルラクであることが判明する。 彼らにサバスンの光の呪いに対抗できるほどの暗黒の加護を与えられた結果、かつてのバロンたちと同等、あるいはそれ以上に強力な個体も相次いで出現している。
目撃者が上記のようにスコーンを掌握し操り人形へと変える一方で追放されたファナティック(フィクルル)は 目撃者の支配からもガーディアンの脅威からも逃がれ独立する道を模索しており、地球で発見された同胞を救済すべく精鋭部隊を送り込んだ。
クラスは以下のとおり
フィクルル傘下 暗黒に汚染されたユルドレン・ソブの涙で異端のアルコンが変異して生まれた派閥。エリクスニーの文化を持ちつつも機械を憎悪している。 かつてはユルドレン・ソヴを頂点として、ファナティックとその右腕マシーニストが率いる8人のバロンたちが全体を統括していたが、彼らが討たれ組織は半壊した。
目撃者傘下 元フィクルル傘下だったり元エラミス傘下だった者たち。自我を奪われ命じられたままに戦う一方で、シヴ・アラスから儀式的な戦闘訓練を受けたようだ。
ウォーロードの旧跡 上記とは別にアハンカーラに呪われて誕生した派閥で、元はハウス・オブ・キングスの一部。 フィクルル傘下と同様に自我を保っており、フィクルルは彼らを目撃者の手から救うため5人の側近壊れしナイトを派遣した。
レベナント エピソード:亡霊で登場した新しい派閥。通常スコーンは死体から作られるが、フィクルルは生きたエリクスニーをスコーンへと変異させ始めた。 「スコーン・バロン」を冠する個体は倒されてもトーテムをどこかに出現させ、一定時間経過するとそこから復活する。
武装はフォールンが使うものによく似ているが、属性は主にボイドになっている。また、サービターを好んで破壊するという性質からサービターを従えていないが、サービターのエーテル強化能力を再現できる装置を設置して自らを強化する。
本来のフォールンとは異なりスキフを使用せず、出現する時はダークエーテルが凝縮していき、ハイヴやベックスのようにその場に出現する。
■8体のバロン
■グリコン
■フィクルルのナイトたち
■目撃者の僕
最新の20件を表示しています。 コメントページを参照 画像を非表示
最新の20件を表示しています。 コメントページを参照 画像を非表示