カルス皇帝 のバックアップの現在との差分(No.7)
カルス皇帝(Emperor Calus)
概要かつてドミヌス・ガウル率いるレッドリージョンによって追放された、カバル帝国の先代皇帝。 惑星を丸ごと喰らう超巨大戦艦『リヴァイアサン』を住居とし、自らの支持者と共に宇宙のどこかへ去っていたが、ガーディアンにガウルが倒されたのを機に太陽系に出現。 ガウルを失い混乱するレッドリージョンを自らの配下に引き入れ、惑星ネッススをリヴァイアサンに喰わせるべく地質調査を行わせていた。 サイオン達がもつサイオニックパワーを特に重要視しており、サイオニックパワーで生み出された異空間を操る力を備えている。 ガウルがカバル帝国から皇帝という階級を廃し、新たにドミヌスという階級を作り出したため、カルスはカバル帝国最後の皇帝ということになる。 サイオン達がもつサイオニックパワーを重要視しており、サイオニックパワーで生み出された異空間を操る力を備えている。 また、リヴァイアサンでの放浪の果てに宇宙の末で自分より偉大な『何か』と遭遇している。 そればかりかハイヴの王オリックスと虫の神の契約すら把握していたらしく、民を『恐怖の奴隷』へ導いたオリックスにクーデター後のガウルを重ねて見ていたらしい。 皇帝在任時はプレトラテと呼ばれる軍事貴族が占有していた富を民に再分配したり、プレトラテの恩恵を受けていた現レッドリージョン副総督(当時の地位は不明)を去勢したうえで身ぐるみを剥ぎ、荒れ地に追放したりしていた。 後述のクーデターにより実現は叶わなかったが、サイオンの社会的地位をカバルと同等にすることも画策していた模様。 また上記の出来事とほぼ同時期に、趣味として観戦していたコロシアムに現れたアルビノの強力な剣闘士ガウルをえらく気に入り、その才能をコロシアムに留めておくのは惜しいとレッドリージョンのプライマスに仕立て上げた。 カルスはガウルを息子のように可愛がっていたのだが、対するガウルはカルスへの復讐に燃える副総督によって教育を施されていた。 また、副総督以外にもカルスに反感を抱いているカバルは相当数おり、ガウルはプレトラテやカルスの娘カイアトル等と共に軍事クーデターを決行。 カルスから皇帝の座を奪い取った。 しかし群衆からの人気が高いカルスを処刑するわけにはいかず、惑星を丸ごと喰らう超巨大戦艦『リヴァイアサン』にカルスとその支持者を追放。 死ぬまで宇宙を彷徨うようナビゲーションシステムを宇宙の果てに設定した。 この軍事クーデターの際に、ガウルは一度もカルスと目を合わせようとせず、カルスはガウルが自分に対して後悔等の後ろめたい感情を抱いているのではないかと推察している。 クーデター後のガウルについては、虫の神との契約により民を『恐怖の奴隷』へ導いたオリックスと重ねて見ており、その行為を非難している。 また、この事からハイヴの王オリックスと虫の神との契約を把握していることが判明している。 追放された後の数千年間は絶望の日々を送っていたカルスだが、宇宙の果てで自分より偉大な『何か』と遭遇。 その『何か』との遭遇によりカルスは何らかの力を獲得したらしく、リヴァイアサンのナビゲーションシステムを掌握。 目的地をガウルが向かう太陽系に設定した。 正確な時系列は不明だが、この際に配下の精鋭部隊である「影」に軍事クーデターの主要人物を暗殺するという任務を与え、カバル本国の式典やガウルの元に潜り込ませている。 ターゲットを次々暗殺していく影だが、ガウル,副総督,カイアトル,ウムンアラス,オトゾットの5名は一連の暗殺を生き延びている。 太陽系に到達したカルスは、ガウルを失い混乱するレッドリージョンの一部を自らの配下に引き入れ、惑星ネッススをリヴァイアサンに喰わせるべく地質調査を行うとともに、ガーディアンへリヴァイアサンへの招待状を送りつける。 根っからの快楽主義者で、「高貴なワイン」と呼ばれる、リヴァイアサンが喰らった惑星の土壌をブレンドしたワインを愛飲している。 招待状を受け、本拠たるリヴァイアサンに攻め込んだガーディアン達に対しても、それすらも愉快な娯楽だと言わんばかりに自らの宮殿の中で様々な試練を課したのち、自らを再現したロボットとガーディアンを対決させた。 詳しい攻略はレイド『リヴァイアサン』を参照。 この時に対峙したカルスロボは、自分より偉大な「何か」と遭遇する前のカルスを模したものであり、現在のカルスとは似ても似つかないことが本人の口から語られている。 現在のカルスの真の姿は、「自らの力と密接に関わった姿」と表現されているため、カルスロボと対峙した際に現れた異空間の巨大な顔が真の姿なのではないかと考察されている。 トラベラーについてもその起源と真の目的、光を超える大いなる力についての知識を持つと自称している。 伝承によれば、前作のボス「タニクス・スカード」を初めとするフォールンの傭兵たちとも面識があったようだ。 伝承によれば、前作のボス「タニクス・スカード」を初めとするフォールンの傭兵たちとも面識があったようだ。 その欲と腐敗でカバル帝国を滅亡に追い込みかけたらしく、ほぼ全てが黄金できらびやかに飾られた宮殿や常にワインを呷る姿は強欲な権力者そのもの。 本拠たるリヴァイアサンに攻め込んだガーディアン達に対しても、それすらも愉快な娯楽だと言わんばかりに自らの宮殿の中で様々な試練を課す。 しかし、ガーディアンとの直接対決によって暴かれたその正体は…。 レイドゾーン『世界を食らう船』では、リヴァイアサンの喉に「何か」が詰まりエンジントラブルを起こしたため、ガーディアン達を解決に向かわせる。 アルゴスを倒したことによりリヴァイアサンの詰まりは解消、吸い込まれ燃やされそうになるガーディアン達だが、カルスが扱う謎の力により救い出されている。 詳しい攻略はレイド『リヴァイアサン』を参照。 同じくレイドゾーン『星々のスパイア』では、レッドリージョン残党がリヴァイアサンを奪うべく攻め込んだため、ガーディアンに援軍を要請する。 いずれも事件解決後はガーディアンを(上から目線で)称賛すると共に報酬を与えており、ガーディアン陣営と歪な協力体制をとりつつある。 バンガードはレッドリージョンに対する抑止力を考慮し、今のところシティに害をもたらしていないカルスを放置。 ガーディアンとカルスの接触についても黙認しているようである。 「絢爛のシーズン」ではフレームの影であるウェルナー99-40をネッススに派遣し、ガーディアンに専用の部屋である栄光の広間を与える。 また、かつて自身が投獄された野獣達の群れでの戦闘、ハイヴによって手に負えなくなった影の討伐を通して更なる力をガーディアンに与えようとしている。 その後、しばらくの間太陽系から姿を消していたが、「幻影のシーズン」にて遺棄船となったリヴァイアサンと共に、目撃者の門弟として帰還する。 かつて宇宙の果てで遭遇した「何か」とは、目撃者のことだったのである。 さらに、今回は月に接舷してピラミッドと交信し、ピラミッドの自動セキュリティシステムであったナイトメアを、何らかの悪事のために利用することを企む。 「光の終焉」で、目撃者によって新たな肉体を与えられ、軍を率いてトラベラーに侵攻する。 戦闘の最中、トラベラーに関係するアーティファクト「ベイル」の位置を捕捉した目撃者により、強奪するための尖兵として海王星に送り込まれる。 最終的に、大軍勢と共に自らも出陣しガーディアンと対決するも敗北。ルラク同様、全身が繊維状に崩壊し、少なくとも肉体的には死亡した。 影「地球には影が存在しない。まだな」 —— カバルの皇帝カルス 影(Shadows)とは、カルス皇帝が様々な文明の、様々なエイリアン種族から最強の1人を選び抜いて編成した直属の精鋭たち。 表向きの編成目的はガウルを初めとする、カルスを追放したクーデターの主要人物たちへ復讐し、抹殺すること。 しかしそれ以上に、カルスがいずれ訪れると確信している『終焉』と呼ばれる何かを、カルスと共に見届ける存在として集められている。 本作のカバル大戦勃発の直前にガウル陣営と激突し、数々の『戦犯』たちを暗殺していったが、ガウルやその側近たちを倒すまでは至らず、主要なメンバーは戦死した。 カルスがガーディアンと敵対しないのは、ガーディアンを「人類種(というよりもガーディアン族)の影」として迎えるためである。 また、カルスに都合の良い未来を描く伝承「クロニコン」では新たなフォールンの影としてミスラックス、ハイヴの影としてエリス・モーン、アウォークンの影としてペトラ・ベンジ、エクソの影としてフェールセーフが挙げられている。 伝承などで判明している『影』は以下の通り。 ■バルス・ノール 「私は影である前にバルスだ。だが、カルスは帝国の最後にして最大の希望だ。私は彼の計画に従う」 カバル出身の影。当時最強のファランクスとして名をはせた女性戦士であり、影のリーダー格。 高位指揮官バルスとして帝国への忠義も厚いが、帝国最後の希望と信じたカルス側について影となった。 下記のクリプス文明との戦争では前線に立ち片腕を失うが、代わりにクリプスの首都を攻め落とし壊滅させるという戦果を挙げた。 ガウル陣営との戦いでは刃のついた盾で300人ものガウルの配下を薙ぎ倒した後、影最後の生き残りとしてガウルと戦い戦死した。 ■セクリス・シャンクバロン 「あの光景は決して忘れない。大いなる機械に授けられた贈り物を。そして、カルスはさらなる約束をしてくれた」 フォールン出身の影。 「世界を燃やす」ほどの偉業によって、タニクスを初めとするフォールンの傭兵たちに大きな影響を与えた偉大なエリクスニーの戦士。 人工頭脳工学とサービター機械学に長け、それで自身の身体を改造したことで極めて長寿であり、トラベラーがエリクスニー文明を訪れた時の生き証人でもある。 トラベラーから与えられた恩恵以上の贈り物をカルスに約束されて影となったが、それを見ることなく影としてガウルに戦いを挑み戦死した。 ■フェルトロク・スカルピアサー 「この星系に存在する全ての世界が『影』を落とすまで、ロイヤリスト達の準備は整わないだろう。カルスが我々をそこに連れて行ってくれる」 サイオン出身の影。女性のサイオンである。 精密射撃を得意とし、ヘッドショットはおろか、敵が仲間に向かって撃った弾丸を撃ち落とせるという凄まじい技量の持ち主。 銃という武器を信じるという点で似通った点があったためか、ラル・カガクリプス・ガンとは異種族ながらも気が合っていたという。 ガウル陣営との戦いでは後方射撃によって前線で戦う影たちを支援し、レッドリージョンが周囲の通気孔に満たした神経毒によって倒れた。 レイドゾーン『世界を食らう船』では、リヴァイアサンの喉に「何か」が詰まりエンジントラブルを起こしたため、ガーディアン達を解決に向かわせる。 ■ラル・カガクリプス・ガン 星系外からの脅威(恐らくハイヴ)との戦いの中で銃を崇拝し、戦争しか知らない文明を築きあげたエイリアン種族『クリプス』出身の影。 バルス・ノールによって首都が陥落した後、リヴァイアサンに直接乗り込んでカルスを倒すためにクリプスが集った精鋭部隊の一人だった。 仲間たちと共にリヴァイアサンに向かいカルスの挑戦を受けたが敗北し、ただ一人生き残ったラルはカルスから食事とワインを薦められる。 敵として全く理解が及ばないこの行動にラルは唖然とするが、カルスに『戦士の楽園』を約束され影となった。 カバルの式典に送り込まれ、ガウル側についたカバルの政治家たちを暗殺するが、その最中にガウルと遭遇し殺害された。 ■ジャルス 巨大なガス惑星を住処とするエイリアン種族『シンドゥ』出身の影。 突然現れて軍門に下るように要求してきたカルスを倒すべく、シンドゥ族がリヴァイアサンへと向かわせた戦闘機部隊を率いていた。 カルスに捕らえられた後は、『神の意思』と名付けられた特別な戦闘機を与えられて影となり、リヴァイアサンのパイロットにも任命された。 外科医の手術のように正確に戦闘機を飛ばすシンドゥ族の中でも別格の腕前を持ち、カルスには『誇り高きエース』と呼ばれた。 ガウルの下に他の影たちを送り届けるべく、影たちが乗った戦闘機を駆ってガウルの船へと突撃し、その際の衝撃で死亡した。 ■ファルミネイター 全身がアークエネルギーで形成されたエイリアン種族『アークボーン』出身の影。女性。 体そのものを凄まじいアークエネルギーとして迸らせる力を持つが、それだけに体が不安定なためカルスが用意したアーマーでセーフティをかけている。 彼女の力を見たカバルからはストームマスター、「光の戦士」と誤認され、ファルミネイター本人も自分と似ているという「光の戦士」に会いたがっていた。 ジャルスの戦闘機から真っ先に飛び出してガウルに襲い掛かり、アーマーを全解除してアークの体を自爆させて攻撃するが、倒し切ることはできなかった。 ■ウェルナー99-40 地球のラストシティで主に労働力として働いているロボット『フレーム』出身の影。 同じフレームである「ベネディクト99-40」と共に、ガーディアンに対するカルスの代弁者を担っている。 カルスに忠誠を誓ったというよりハッキングされた存在ではあるが、影のメンバーでは数少ない生存者(?)である。 「絢爛のシーズン」ではカルスの更なる試練にガーディアンを導くべく、ベンダーとしてネッススに降り立つ。 ■ガールラン 多くの影が倒れた後、カルスによって「悲哀の担い手」に選ばれたロイヤリスト・グラディエーター。 ハイヴ出身の影を得るのは難しいことから、ハイヴのアーティファクト「悲哀の冠」を被せることで相当する存在になることを期待された影。 恐怖を覚えつつもカウンシラーの力によって逃げられず冠を被せられ、無数の眼と、星系を丸ごと噛み砕けるほどの歯を手にしたガールランは…。 ■ボイク リヴァイアサンの息吹の元の所有者。「荒野の影」と呼ばれたサイオンフレイアの女性で、暗殺や狩りを得意とする。 タワーでガウル暗殺を試みて失敗・死亡したという噂があるが真偽は不明。 関連コメント |
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