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骨より甦りしケルゴラス のバックアップ(No.8)
骨より甦りしケルゴラス(Kelgorath, Risen from Bones)
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シヴ・アラスの黒き炎の投影が火星の洞窟の中を満たす。彼女の下ではケルゴラスの壊れた刃が儀礼の祭壇の上に置かれ、どちらにも乾いた血のルーンが地層のようにこびりついている。
緻密な装飾をまとったウィザードが集団儀式を執り行っている。彼らは刃の方を指す。
「この者は幾度となく、あなたを失望させました」
シヴのひそやかな返答に洞窟内部が震える。
『破滅は再生を産む』
彼女は投影の向こうから腕を伸ばし、刃を宙に浮き上がらせ、武器から重厚なハイヴ由来の金属の大きな破片を切り分ける。そこには黒い色の破片が残った。
シヴの闇の果てのイミテーションだった。
『勝利の槌が形作るように、失敗は削り刻む』
刃は再度鍛造され、無痛の薄刃と精巧な刃先が生み出される。
『相応しさは測られ…』
シヴ・アラスはかぎ爪の先を合わせる。すると渦巻く魂の炎から柄が固体化し、石となって刃と融着する。その声によって、武器は清められた。
『…判断は下される』
その命が発せられると、亜空間への裂け目が噴き出すように開かれる。ポータルの中からケルゴラスが姿を現した。
「この従者、『死』に何を捧げられよう?」
洞窟にシヴの答えが満ちる。
『火星を手中に収めよ。ウォーマインドを手に入れよ』
ケルゴラスは自身の刃の姿をかろうじて認めた。かつてはサバスンに忠誠を誓い、そして今や彼と同じく作り変えられた武器。
その刃を握ると同時に凶悪な斧が生える。その芯にはシヴ・アラスの力の断片が使われていた。
『目覚めよ、ダークブレード・ケルゴラス』
幾度となくガーディアンに打倒される度に蘇生され、結果強大な力を手にしたシヴ・アラス配下のハイヴ・ナイト。
彼の骨から新たなグレイヴが造られた。
「ダークブレード」とあるように、黒剣アラークハルとの関係がうかがえる。
ガーディアン視点では撃退される場面ばかり目につくが、倒した敵の戦利品を集めて祭壇を作ってシヴ・アラスに捧げたり負けた相手に復讐したりする猛者であり
冒頭の伝承のようにシヴ・アラスは敗北がケルゴラスをより一層強くするとさえ考えている。
クロタの眷属「ヒドゥン・スワーム」に属する有力なナイトだったがクロタの死後ヒドゥン・スワームは弱体化、サバスンの庇護下に収まったものの主人公とオシリスの襲撃でクロタの娘達が次々と死んだことでケルゴラスはサバスンの力に疑念を抱き見切りをつけた。
斬獲のシーズン・ラスボーン狩りの上級執行司祭がオシリスを撃退したことに刺激を受けシヴ・アラスの傘下、ラスボーンへと転向した。ただし多くのラスボーンと異なり自我を保っている。
彷徨のシーズンにシヴ・アラスの命でサバスンを捕らえようとしたがガーディアンに敗れ、虫を取り除く儀式・悪魔祓いを阻止すべく大規模侵攻を指揮したが再びガーディアンに敗れた。またアガーの杖を奪うべく夢見る都市の亜空間へと攻め込みまたガーディアンに敗れた。
シーズン19熾天使のシーズンに追加された強奪の戦場でシヴ・アラスはケルゴラスを蘇生して大斧と「ダークブレード」の称号を授けた。ケルゴラスは火星に降り立ち熾天使施設を汚染しウォーマインドを掌握して火星を手中に収めようとしたが、またガーディアンに敗れた。
シーズン21深淵のシーズンのディープダイブで蘇り、太古のウィザードを蘇らせ、ウィザード・ラクスリンの導きでオリックスの剣の破片と融合し宿りの力を得て深海の大量のエグレゴア珊瑚を汚染したが、またガーディアンに敗れた。
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