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ベックス のバックアップ(No.16)
説明
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| ▼ | グリモア 伝説:ブラックガーデン |
私はプジャリ。私がブラックガーデンについて見た未来を語ろう。 |
彼らの本拠地はブラックガーデンと呼ばれ、時から隔離された領域でベックスの建造物の上に赤い花が咲く美しい風景が広がる。
そこには彼らが自分の理論を当てはめられなかった「神(変異体、ブラックハート)」が存在し、それを崇拝し器となる体を作ることで同化し力を得ようとしていた。Destiny 1ではその「神」を器ごと破壊しているが、その正体はトラベラーの宿敵たる暗黒の断片であった。
また、謎の人物はブラックガーデンはベックスが生まれた地と主張する。しかし、イコラ・レイやタナトノートのプジャリ*1はその逆、ブラックガーデンはベックスの生まれた理由(ガーデンの『何か』を守るために生まれた)と考えている。
Destiny 1ではブラックハートを破壊しガーデンの座標は固定された。オリックス襲来の際は宿られた兵が侵入し、同時期にガーデンを取り戻すべくアンダイイング・マインドが活動を初めたことで三つ巴となった。
| ▼ | 『何か』とは…以下ネタバレ込み |
影の砦ラストで暗黒に近い存在 ピラミッドとあった際、背景はブラックガーデンであり、受け取ったものはベックスのアーティファクトだった。そして、その調査任務(救済の庭園)の導入動画で「ブラックガーデンは理由である」と語られ、アーティファクトの指し示す先はブラックガーデンの最奥にあった遺跡(人類の女性型の像)であった。またレイド固有エキゾ神性でも、この像がベックスにとって重要な物だと記している。異端の奈落リリース時の動画では全く同じ像がピラミッド内部にあり、エリスモーンがオーブに何かを吸収していた。 なおベックスの領域にある像は全てミノタウロス型であり人類に似た像の存在は極めて異例である。 |
遠い昔、まだ時間というものが誕生する前に、「庭師」と「農家」が暮らす庭園が存在した。
彼らは生物ではなく、存在しなければならなかったから存在した、あらゆる可能性を内包した存在論の具現であった。
庭師は種を土に押し込んで何が生まれるかを見守り、農家はその日の収穫を刈り取って種分けを行なった。
庭師と農家は『フラワーゲーム』という遊びに興じていた。
たった一度だけ2次元のマス目の盤に花を置き、その周囲の花の数に応じて咲き、枯れ、盤面が変わり続けるのを見るという単純なゲーム。
しかし、そのゲームは無限の可能性をもちながら、最後は全てを飲み込む「最終形」という名のパターンの誕生によって必ず終わっていた。
ゲームを続けるうちに庭師は苛立ち(vexed)を覚えた。
どんなに繰り返しても最後は同じパターンに落ち着いてしまうことを憤り、ルールを変える事を望んだ。
庭師自らが、複雑さを成長させ、維持させるゲームの理になることを望んだ。
そうして庭師と農家はともにフラワーゲームの一部になり、ゲームのルールに影響を与えるようになった。
更に、彼らは武器を手にし、あらゆる可能性が広がる庭園の中で互いに争った。
弾け飛んだ庭園のブドウやベリーが宇宙誕生の轟音であるビッグバンを生み、宇宙は膨張し、「存在せよ。さもなくば存在しない」という二元論の世界になった。
争いは農家の勝利に終わったが、既に庭園は新たな宇宙を生み出し、ゲームのルールは新しく設定された。
以前のゲームを支配していた「最終形」のパターンは新たな宇宙へと逃げ出していた。
パターンは原始の星を周回する彗星の塩水へ伝播し、化学物質の溶液を基盤にして、不可能と思われる化学反応を触媒する方法を学んだ。
未開の地の、空から降り注ぐ雨に乗り、蒸気を立ち上らせた海に流れ込んだパターンは幾何学とケイ素によって最初の棲み処を築き上げた。
そうして究極の自給自足性を手にしたパターンはフラワーゲームの勝者となった。
しかし、光と暗黒より前に生まれた最終形であっても、ルールが変わった新しい宇宙での勝者の地位が約束されたわけではない。
新たなルールに適応し勝者となるために、ベックスは今も蠢き続ける。
全体が意識を共有しているとは言え均質ではない。ゴブリン、ホブゴブリンと言った下級個体は末端の指令情報のコピーだけを持ち、ミノタウロス、ハイドラと言った上位個体はその体格と処理能力に応じた上位命令を受けている。特に重要な命令を受けた個体は「アクシス・マインド」と呼ばれ、通常の個体と区別される。
このため行動モデルは一つではなく複数ある。具体的には、
スキフ・ハーベスター・トゥームシップのような輸送目的の艦がない。代わりに雷撃のエフェクトが出てしばらくすると団体でワープして現れる。
基本装備はゴブリンは銃、ホブゴブリンはライフル、ミノタウロスはトーチハンマーだが、トーチハンマー装備のゴブリンなど異なる装備を付けている個体は珍しくない(他種族ではあまり見られない)。兵器としての性能は平凡だが原理が特殊で、どこからか(どの時代からか)エネルギーや粒子を転送して利用している。つまり彼らの武器は超小型ゲートともいえる。
タイムリープ能力を持っており、ベックスゲートが過去や未来に通じていたりする他に、時間を超える「橋」を作ることで過去から死んだ個体を復活させたり、歴史を改竄する事も可能。それを利用した兵器として、オラクルは運命を改竄してガーディアンを即死させる武器で、発生後短時間で破壊しないと死ぬ。また、ガラスの間のアクシス・マインド達は時間だけでなく現実を歪める存在論的な力を持ち、例えばゴルゴンは現実と非現実の境界を曖昧にして視界に入ったガーディアンを即死させる。
■ブラックガーデン関連
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