かつてトラベラーによって繁栄し、トラベラーが去ったことで衰退し滅びた惑星「ルブレイ」の先住民「ルブレイアン」の最後の生き残り。 軍事独裁政権に支配されたルブレイで生まれた彼は、訪れた目撃者に教化され、既に半壊していた母星を自らの手で滅ぼして最初の「門弟」となった。
ルブレイアンの特徴として非常に頭身の高くすらりとした体をもち、顔には口が存在せず6つの目が輝いている。 類まれな技量を持つグレイブ使いでもあり、そもそもグレイブ自体がレリックに残されたルラクの記憶から形成された武器である。
目撃者の門弟となったルラクによって虫の神は暗黒の奴隷となり、更にルラクの手によって「幼虫」が生み出され、後にハイヴとなる「クリル」にもたらされた。 そのため「ワームの父」とも呼ばれており、ルラク自身がハイヴの成り立ちに深くかかわっている。
父レリクと母ヴルヒュナの間に生まれたルラクだが、彼が生まれた時点でルブレイはトラベラーから見放され、軍事独裁政権「レジーム」によって支配されていた。 そして、ルブレイが周回する2つの太陽のうち1つが破壊されたことで、惑星ルブレイはすでに破砕し始めていた。 ルラクは独裁政権を毛嫌いしていたが、父と母は政権に従ってルラクを裏切り殺そうとしたことで、ルラクは己の実存的危機に陥った。 そこに目撃者が現れ、ルブレイも、家族も、これまでのルラクの人生の全てが無意味なものだったと諭し、そしてルラクを最初の門弟として迎え入れた。 門弟となったルラクはルブレイに生きるすべての命を殺戮し、ルブレイは完全に滅亡した。
虫の神を目撃者の目的に奉仕させるべく、ルラクはハイヴの母星ファンダメントの深海奥深くに潜った。 道中でリヴァイアサンが現れ「深淵より引き返せ」と語り掛けるも、ルラクはリヴァイアサンを攻撃し肋骨の1本をもぎ取り重傷を負わせた。 虫の神たちを発見したルラクは、飢えを満たすという約束と引き換えに虫の神たちを暗黒に奉仕させ、絶対的な終焉のための奴隷とした。 そして彼らの力をより効率よく広めるべく、第6の虫の神とも呼べる虫の神たちの母「育みの虫ジータ」の体の一部から、虫の神のミニバージョンである「幼虫」を作り上げた。
幼虫がハイヴのオスミウム王国に流れ着くと分かった上で、ルラクは5体の虫の神たちを深海にあえて残し、母ジータのみ自らのピラミッドに連れ帰った。 ジータはピラミッド内部で身動きのできない状態で拘束され、不本意ながらもルラクに従って幼虫を生み出し続けるようになった。
目撃者の命令により、ルラクはジータから幼虫を大量生産する施設として「暗き町」を築き、ハイヴの軍事拡張を支援するようになった。 大量の幼虫によってルラクに従うオリックスとシヴ・アラスの軍勢はすぐさま爆発的に強化されたが、サバスンだけはルラクと相性が悪かった。 ルラクがサバスンを避けたか、あるいはサバスンがルラクを避けたか。 それが気に入らないルラクはジータを乗せた自身のピラミッドを常にサバスンの玉座に置き、サバスンの一挙手一投足を監視していた。
ジータもルラクも気付いていた、サバスンの内にあるものを。 一族から糧を奪う幼虫、その幼虫の母たるジータ、ジータの征服者ルラク、そしてルラクが信奉する目撃者に対する、サバスンの不快を。
やがてサバスンは目撃者を裏切り、トラベラーの光の力を手にした。 ルラクは自身が「倒錯者」と呼ぶ切り札と共にサバスンを制圧しようとするが、光の力を手にしたサバスンは逆にルラクをピラミッドに閉じ込められてしまう。 幽閉されたルラクはピラミッドの内部からスコーンを操り、サバスンへの報復を開始した。
漆黒の女王で追加されたレイド門弟の誓いのラスボス。
詳しい攻略はレイドページを参照。
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