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苦悩の媒介者ズルマック のバックアップ(No.6)
苦悩の媒介者ズルマック（Zulmak, Instrument of Torment）
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 | 分類 | ハイヴ ナイト |
| 異名 | 貫かれし者ズルマック 不落のズルマック 破壊者ズルマック | |
| 所属 | ヒドンスワーム | |
| 武装 | 近接（剣） ファイアブラスト 燃焼 | |
| 弱点 | 頭部 | |
| 登場ミッション | 迷宮『異端の奈落』 |
概要 
おお、スワームの失われし息子よ
おお、ヒドン一族の邪悪な子よ
あらゆる者が屈服し、貴方は立ち上がるだろう
あらゆる者が血を流し、星々は死に絶えるだろう
――ズルマックへの祈りの言葉、第一節
真紅の砦の地下深くに広がる穴、その中心にある「破滅の揺り篭」においてナイトメアの力を吸収していた、炎に包まれ全身が赤熱したハイヴ・ナイト。
オリックスとクロタの死によって「王家」が絶え、指導者を失ったヒドンスワームが剣と血の魔術の儀式によって完成させようとした「新たな王」。
ハイヴにとっても「極悪」な儀式を勝ち抜き、数多くの強者を屠ってきたことで剣と血の魔術による強力な力を得ている。
実は「影の砦」の時代より以前に死んだ存在だが、その身にもつ「覇者のエッセンス」はハシュルドーンを始めとするクロタの娘たちが所持していた。
長女ハシュルドーンと次女べスリスの敗北を受けて、三女「ヴォシュル」と末女「キノックス」は地下深くへと身を潜め、ガーディアンへの復讐を画策。
悲哀の港で大規模なナイトメア召喚の儀式を執り行い、ナイトメアを生贄にして得た暗黒のエネルギーをクリスタルに集め、ズルマックを復活させた。
経歴
身を委ねて解放の道を進め。
その身を委ねて、光を消すことができる強力な武器となるのだ。
オリックスとクロタの敗北によって、ハイヴの中にも剣と血の魔術を失敗と見なし疑問視する者が出る中、あくまで魔術を重んじる勢力によってある儀式が行われた。
それはいわゆる「蠱毒」で、ネクロポリスから見下ろせる穴に作られた闘技場で数多のハイヴを殺し合わせ、生き残った者が魔術によって力を得ていくというもの。
その殺戮を3度に渡って勝ち抜いて力を示し、穴の覇者として王の座へと近づきつつあったのがズルマックだった。
ハシュルドーンらクロタの娘たちはズルマックを心底毛嫌いしていたが、クロタの血筋を排斥しようとする者たちは大きな期待を寄せていた。
血筋に依ることなく、力によって王冠を得た新たな指導者が誕生するかと思われていた。
ところが誰も予想していなかった者、デスシンガー「アザバス」によってズルマックは四肢を切り落とされ、心臓に風穴を開けられて倒される。
剣と血の魔術は失敗し、あと一歩で王冠を手にするはずの覇者ズルマックは死んだはずだった。
しかし、狡猾な囁き声によってズルマックのエッセンスは死の直前に抜き取られ、「聖歌隊」に並ぶハシュルドーンへの2つの贈り物の1つとなった。
父の栄光を取り戻すことを願うハシュルドーンら4姉妹が、悪夢を解明し、剣と血の魔術への執着心を捨て去るための覇者の武器として。
囁き声の主、ウィッチ・クイーンはどこかで微笑む。
より壮大な計画はすでに動き出している。
ゲーム中の扱い・攻略
「影の砦」で追加された迷宮『異端の奈落』のラスボス。
詳細な攻略は専用ページを参照。
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