ストライク「洞察の境界」のボスとして登場する、レッドリージョンの高位指揮官である大柄なサイオン。 容姿から、サイオンの上位種であるサイオンフレイヤーの一人であることが分かる。
何らかの目的のために、多数のカバル部隊を率いて太陽系中のベックス施設へ襲撃を繰り返していた。 それだけにベックスゲートを完璧に掌握し、セキュリティも易々と迂回するなどゴーストが舌を巻くほどベックステクノロジーに精通している。 カルゲン本人の戦闘能力も高く、サイオンが本来1つしか放てないサイオニックブラストを一度に5つ投げ撃つことができる。
テクノクラート(Technocrat)とは技術者出身の上級士官のことで、科学技術に対して深い専門知識を持ち、それをもって重要な政策に関与できる存在。
カルゲンが倒された後、ゴーストは残されたデータから『OXA』というデータアーティファクト、そして何世紀も前にアクセスした『オトゾット』という人名を引き出している。 これらに関しては、海外のDestiny2 コレクターズエディションに同梱された「Cabal Booklet」という資料集にて詳しく見ることができる。
OXAとは正式にはOXAマシンと呼ばれ、かつてカバルに征服される前のサイオン達が開発し所持していた「未来を視て予言する」力を持った機械のことである。 カバルがサイオンを奴隷とした際にOXAマシンは破壊され再建は不可能とされていたが、そこで登場したのが女性サイオン「自由に生まれしオトゾット」であった。 帝国最高の天才科学者であり、最高位のサイオンフレイヤーでもあったオトゾットはOXAマシンの再構築に成功し、その功績でカルス皇帝に重用された。
しかし、カルスが全てのサイオンを平等に扱うとする「サイオン解放令」を宣言すると事態が一変する。 奴隷種サイオンとして異例の大出世をしたことで「自由に生まれし」を冠されたオトゾットは、サイオンの平等化によって自らの地位が失われると考えた。 結果としてオトゾットは再構築したOXAマシンを使ってドミヌス・ガウルのクーデターを支援し、カルスが失脚する要因の一つとなった。
なお、セリフによってはオトゾットの代わりに『MSund12』という人名が語られる場合があるが、こちらに関しては詳しい記載はない。 海外コミュニティでは、金星のイシュタルコレクティブでベックスを研究していた人間の科学者「マヤ・サンダレシュ(Maya Sundarash)」ではないかと推測されている。
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