かつてマラ・ソヴ女王と契約して夢見る都市に住み着いた「最後のアハンカーラ」。 大昔に行われたガーディアンによるアハンカーラ狩りを免れ、ユルドレン・ソヴによってリーフに持ち込まれ女王への贈り物となった。 メスのアハンカーラであり、ガーディアンへの囁きも女性の声となっている。
土星で女王が邪神オリックスに敗れた後にリベンは宿られ、オリックスの最強の配下の1人へと変貌し、夢見る都市を宿られた兵で満たした。 オリックスを「王」と呼びつつも自らの意志を保持して活動している(前例として前作のボス「マロック・オリックスプライド」がいる)。
やがてリベンは夢見る都市の入り口を開き、外の世界に手を伸ばすべくユルドレンの精神を宿りで汚染。 女王の幻影と声を使ってユルドレンを凶行へと導き、間接的にスコーンの脱獄やケイド6の死といった事件の引き金となった。 いわば「孤独と影」ストーリーすべての黒幕である。
そもそもアハンカーラ(Ahamkara)とは、トラベラーが太陽系に出現して以降、その力を受けたかのように現れ始めた「ドラゴン」である。 極めて高い知性と不可思議な力、人知を超えた知識を持ち、望むものにそれを与える事から「望みを叶える竜」とも呼ばれていた。 多くのガーディアンがアハンカーラを探し求めたが、アハンカーラから得られる知識と力は常に利益よりも多くの害をもたらしてきたという。 そのためシティのバンガードはアハンカーラの根絶を決定し、ガーディアンによるアハンカーラ狩りの末にアハンカーラは絶滅したとされていた。
アハンカーラは一般的に鱗や翼、鋭い牙を持っているとされ、そのためにドラゴンと呼ばれるようになった。 しかしリーフの研究では彼らは実はシェイプシフター(自在に姿を変える魔物)であり、特定の骨格や体格に固定されていないという説が立てられている。 実際、ダイア・アハンカーラの頭蓋骨などで見られる骨格とリベンは似ても似つかない姿をしており、これを裏付けている。
彼らはガーディアンに語り掛ける時、「ああ、我が〇〇手よ」という言い回しを好んで使う。 実はかつてハイヴに語り掛けた虫の神が非常に酷似した言い回しをしており、更にイシュタル・アカデミーの研究ではアハンカーラの本質は「寄生虫」であるという。 そのため両者には少なからぬ関係があるとされており、一部の伝承では「言葉の根底にある力を利用するべく別々に進化したのでは」と述べられている。
レイド『最後の望み』のラスボス。 前作の邪神オリックスや今作のアルゴス・プラネットコアを遥かに超える、Destinyシリーズ史上最大のボスエネミーでもある。 そのあまりの巨大さゆえに、戦闘はいくつもの階層に分かれたエリアの高低差を利用した非常に大掛かりなものとなっている。
詳しい攻略はレイドページを参照。
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