<阻止>|<模倣>|<崇拝>
お前を始末する。お前の思考を味付けに、我が食も進むだろう。 お前の壊れて解けた本体は肉を焼く道具となるだろう。
<暗示>|<破壊>|<反復>
この船はワシの玉座。 奪いたいか?お前の子供達で囲みたいか?お前の難解な目的のために使いたいか? だが、そうはさせぬ。
<観察>!<再現>!<侵略>
お前はワシのようにはなれない。ワシを模倣してみろ、下郎め。 ワシの神々しさの変形を計算してみろ。ワシの玉座の形状の死を算出してみろ。墓場となった1万もの世界の石の上にワシの影を落としてみろ! どんなに足掻こうとも、満たすことはできない。ワシの手には破滅の石版がある。 ワシは深遠と言葉を交わす。考える機械がどれだけいようと、ワシを超えることはできない。見よ!
<不明>|<謎>|<不足>
<中止>!<停止>!<中止>
遥か古の時代、邪神オリックスの玉座の世界にクロタが入れた切れ込みから侵入したベックスを指揮し、ハイヴと凄絶な戦争を繰り広げたベックス・ハイドラ。 刃の変形(ブレード・トランスフォーム)という異名をもち、ハイヴの玉座を満たす剣と血の魔術の解析と支配を目的としてベックスの集合意識が生み出した。 現在は宿られた上でサバスンの配下となっているが、後述の理由によって無数の声のリベンと同様の「自由意思を残した宿られた兵」になっている。
戦争に特化したベックスモデルの製造によってクロタたちハイヴとの戦争は互角に進み、その間にキュリアは剣と血の魔術を解析し、その法則を利用して自身を含むベックスに神性を与えることを試みた。 また、捕獲したハイヴの幼虫で実験し、幼虫を崇拝することで現実を変える存在論的な力を得られることを突き止め、司祭のマインドを建造してベックス全体に宗教的な戦術を導入。 それを利用してハイヴのより強力な生物を捕獲して殺害することを繰り返し、剣と血の魔術によって自身の神性を更に高め戦争を優勢にした。 しかし、その一報を聞いたオリックスが参戦し、宿りの力によってベックスに仲間割れが発生するとキュリアは対応できる戦術を導き出せず、玉座への侵略は失敗に終わった。
その後、トラベラーの恩恵を受けた種族「ハーモニー」をオリックスが滅ぼした際に、キュリアはハーモニーの艦の一つ「ニカ・ソートの船」の内部に待ち伏せし、単独でオリックスを奇襲。 儀式的戦術を駆使して挑むも、因果関係を超越した力を持つオリックスはキュリアでもシミュレートできず、圧倒的な力の差を前に敗北は時間の問題となる。 辛うじてシミュレートできた「幼少期のオリックス=アウラッシュ」を出力してオリックスと問答した後、キュリアは残された全ての資源を使って上位のベックスマインドに収集した情報を送信。 オリックスの存在論的な力と玉座の空間を基に「大いなるプロジェクト」が実行される時と空間がくると確信して、オリックスの黒い炎を纏った拳によって倒された。
キュリアの機体はオリックスによって宿られ、研究材料としてサバスンに贈られた。 この際、オリックスは自身をシミュレートしたキュリアの意思をあえて残すことで、サバスンにとって予想外のことが起こるようにしていた。 実際には、サバスンはブラックホールの特異点を制御するためにベックスの力を欲しており、キュリアが手に入ることは彼女の計算通りだった。 サバスンはキュリアにハイヴの魔術を学習させ、それによって特異点を制御し自身の玉座をその中へと移すことに成功した。
また、宿られたことでキュリアの演算能力は強化され、かつてできなかったオリックスの完璧なシミュレーションが可能となった。 それによってオリックスの「邪神」としての力をも模倣し、キュリアは他者を宿り使役する力を手にし、その主であるサバスンもまた宿りの支配権を手に入れた。
現在のキュリアは「ドリーミング・マインド」と呼ばれ、サバスンの最重要の宿りの指揮官として活動している。 夢見る都市では、キュリアのシミュレーション能力と最後のアハンカーラの「願い」の力を複合することで、都市全体に3週間の完璧なタイムループの呪いがかかっている。
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