ナイトメア(Nightmare)は「影の砦」で登場した新たな敵勢力。 ガーディアンによって倒されてきたはずの強敵たちが、種族を問わず蘇ったかのように現れた存在。 強力な個体は、かつてブラックガーデンに存在した「ブラックハート」のような赤黒い球体の姿で休眠している様子が見られる。
正体は、月の深淵で眠りについていた『ピラミッド』の放つ暗黒の力によって生まれた過去の記憶の幻影。 特にクロタやガウルなど、恐怖やトラウマといった形で強烈に記憶に焼き付いた存在が優先的にナイトメアとして再現されているという。 赤黒いオーラを纏っていることを除けば、姿形はもちろん戦闘能力までもがほぼ完璧に再現されており、ガーディアンにしてみればまさに「悪夢」。
また、再現されるのはガーディアンの記憶の敵だけというわけではなく、月面には過去に命を落としたガーディアンや人類のナイトメアが亡霊のように現れている。 ハイヴ専門家であるエリス・モーンに対しても、彼女の最大のトラウマであるかつての仲間たちのナイトメアが現れ、精神的に追い詰めていく。
トーランド曰く「暗黒の化身」であり、暗黒の力によって生まれた敵という点で宿られた兵との共通点があるが、最大の違いとしてハイヴと完全な共闘関係ではない。 フォールンやカバルなどのハイヴと敵対する種族を再現したナイトメアは、同じ暗黒勢力であるハイヴとは激しく争ってしまう。 また主人公がパトロールビーコン(ガーディアンのナイトメア)の依頼をこなすとしっかり報酬をもらえる。
一方でハイヴはこの力を積極的に儀式によって利用しようとしており、その儀式の場を兼ねたピラミッドの防衛拠点として「真紅の砦」が建造されるに至った。 エリス・モーンは「崇拝しておりそれに接触したガーディアンを羨んでさえいる(真紅の砦での台詞)」と、利用以上の関係だと考えている。
Destiny2ストーリー開始時のムービーではかつて暗黒が襲来した「大崩壊」の様子が映されており、そこではピラミッドと同じ三角形の影がトラベラーに迫っている。 大崩壊ではピラミッドが現れ、1日目で空が暗黒に覆われ、2日目にトラベラーが陥落したという*1。 そのため、ナイトメアの起源であるピラミッドは暗黒そのもの、もしくはハイヴ以上に暗黒に近い勢力であると推測される。 月で発見されたピラミッドは数多く存在するものの1つに過ぎず、トラベラーの覚醒をきっかけとして数多のピラミッドが彼方で目覚め、太陽系へと侵攻しつつある。
その正体は依然として不明だが、内部は廊下や階段など人間サイズの種族が生活していたと思わしき構造になっており、巨大な宇宙船である可能性が高い。
ストーリークリア時のアーティファクトおよびシーン(赤い花の咲く庭園)から、ブラックガーデン(救済の庭園)と深いつながりがあると判明する。 そして「ブラックガーデンはベックスが生まれた場所ではなく理由(イコラ・レイ)」であり、Destiny 1のメインストーリーではベックスが崇拝していた暗黒の塊と戦っている。 以上のように、ナイトメアやピラミッドとベックス誕生の関連性が示唆されている。
能力は不明だが、トラベラー同様に因果を超越した存在である。 ゴーストを一時的に洗脳状態にしたり、 トラクタービームで補足したガーディアンを中に引きずり込んだり、 ラスプーチンの攻撃に耐え逆にシステムダウン・無力化に追い込むなど 現時点では圧倒的な力を見せつけている。
ピラミッドの周囲に現れる、小型のピラミッド。小型と言っても20m以上ある。 ピラミッドがラスプーチンに反撃した時は周囲に多数が現れたり消えたりしていた。 役割・性質は一切不明。
強力なナイトメアは、それぞれ恐怖や絶望と言ったシンボルとなるキーワードを持つ。
■彷徨うナイトメア
最新の20件を表示しています。 コメントページを参照 画像を非表示
最新の20件を表示しています。 コメントページを参照 画像を非表示