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暗黒 の変更点

TITLE:暗黒(The Darkness)
* 概要 [#h6ffa7fb]
光がトラベラーを起源とする物理領域の因果超越エネルギーであるように、暗黒はベイルを起源とする精神の領域で働く因果超越エネルギーである。
いずれもただのエネルギーであり、それ自体に善悪や正邪は存在しない。
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* 光と暗黒の関係 [#j896ade4]
光も暗黒も因果超越力であり、時空を超越して作用する、と性質は似ている。
暗黒の力(宿りの汚染)がトラベラーの破片の中で光と共存するなど、相反する力や反発する力ではなく親和性があることも示唆されている。

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一方で、起源や働きかける領域が異なる。
|-|光(The Light)|暗黒(The Darkness)|h
|起源|トラベラー|ベイル|
|領域|物質の領域のエネルギー|精神の領域のエネルギー|
|記憶|消去する|復元する|
|応用例|ソーラー(破壊と創造)&br;アーク(変化)&br;ボイド(存在や空間)|ステイシス(制御)&br;ストランド(繋がり)&br;ナイトメアやディープサイト(記憶)|

* 暗黒の起源 ベイルと最終形態 [#i76d5e51]
''ベイル(The Veil)''が暗黒の起源であり、ベイルはその暗黒の力で最終形態を誕生させる。
''「最後の形状」「最終形態」(Final Shape)''とは滅ぼすことのできる全てが滅んだ時に残る存在である。
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トラベラーと接触した[[目撃者]]の種族はベイルの暗黒も手に入れ、トラベラーを失ってからも暗黒の力をふるい続けてきた。
大崩壊時に[[最後の苦痛の神、ネザレク]]を暗殺した[[サバスン]]がベイルを略奪して海王星に隠した。
現在ベイルはネオムナのクラウドアークを動かすための電池である。
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ベイルが「農家」の可能性はあるが断言はされていない。
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農家は庭師と並び宇宙誕生以前から存在している因果超越存在である。
彼らの行った宇宙創造のゲーム「庭師と農家のゲーム」では、庭師(おそらくトラベラー)が種を増やし、農家(The Winnower、別名:選別者)が種を絞り込む役割を担う。
そして宇宙に最終形態が誕生すると、庭師が宇宙を再創造する、ということを繰り返し、二人は宇宙を外から観察していた。
だが、毎回単純なルールの下では[[ベックス]]が常に最終形態として生き残ってしまう。
農家はこれを美しいと考えていたが、結果に不満を持った庭師がルールを複雑化、二人は喧嘩した挙句に宇宙に自らを直接組み込んだ(詳細は[[ベックスの起源>ベックス#w7624524]]も参照)。
こうして庭師と農家と言う2つの異物(因果超越存在)がこの宇宙の一部となった。
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ベイルが農家だとする説の根拠は、因果超越存在が2つあるはずでトラベラーとベイルがそれに該当すること、光と暗黒の対称性、目撃者が目的(構造や農家)を求めベイルを発見したことが挙げられる。
目撃者はトラベラーの光を「活殺自在の混沌」、ベイルの暗黒を「混沌を削り取る力」と評し、暗黒が最終形態を生み出すと考えているがこれは庭師・農家の役割とも矛盾しない。
ただしベイルが農家と言明されていないことから、伏線や意図的なミスリードの可能性もある。
* 深淵(The Deep)と暗黒(The Darkness)の混同 [#v1719d29]
大崩壊からごく最近まで暗黒と深淵は区別されず、暗黒としてひと括りにされてきた。
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実際には異なる。
''深淵(The Deep)''はトラベラーの敵対者[[目撃者]]であり明確に邪悪な意思を持つ(深淵の詳細は[[目撃者]]参照)。
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それに対して、''暗黒(The Darkness)''はただの因果超越エネルギーでありそこに意思はない。
光の加護を受けたからと言って使い手が必ずしも聖人ではないように、暗黒を受け入れたからと言って必ずしも使い手が悪人になるわけではない。
[[ナインの言葉>ケル・エコー]]を借りれば、光も暗黒も等しく生き残るために利用できる「道具」であり、使い方次第で善にも悪にもなれると言える。
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大崩壊は暗黒のエネルギーを扱うピラミッドによって引き起こされ、暗黒時代には暗黒のエネルギーを操る異星人によって人類は苦しめられたため、暗黒が邪悪であると言う理解が広まった。
実際に、[[ハイヴ]]、[[宿られた兵]]、[[スコーン]]、[[ナイトメア]]など、深淵側は主として暗黒の力を振るうため区別が難しいだろう。
しかも預言者は長年「トラベラーと光は人類を守る善、暗黒は邪悪」と言う教えをシティに広め、暗黒研究を妨害した(光と暗黒の対称性を説いたウランタン派や暗黒研究をしたオシリスを追放した)。
結果として人類は暗黒の正体を長年把握出来ず、「暗黒」は遥か古の時代からトラベラーと敵対してきた宿敵=邪悪な存在であると理解し、フォールン、ハイヴ、ベックス、もしくはピラミッドが暗黒その物だと考える一派すらいた。
この状態は近年まで続いていたため、古い記述における「暗黒」は深淵と暗黒、両方を混同している場合がある。
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近年になり預言者の死、ナインからの接触、目撃者の太陽系到達、ベイルの発見により、''暗黒(The Darkness)''と''深淵(The Deep)''は明確に区別されるようになった。
マラ・ソヴ女王はアウォークンの操る異能が暗黒・光両方に根差していることもあり、早期から「邪悪な意思」「暗黒に潜む声」として深淵の存在を認識し秘密裏に敵対していた。
またナインは「光も暗黒も生き残るための手段だ」と考える放浪者にデリレクトを与えてガーディアン達が暗黒を道具として利用するよう差し向けたり、
主人公、エリス・モーン、放浪者に[[予言]]や[[天誅]]を与え光も暗黒もただの道具であることを指し示した。

* 暗黒は邪悪か否か [#k742618f]
暗黒は邪悪な意思を引き出す悪しき存在と言う捉え方はある面では正しく、ある面では正しくない。
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光の力は抑制の効いており、使役者の意志通りに制御することが容易い。
しかし、ステイシスは自他を制御する力であり強い意志で制御しなければ暴走を招き、ストランドは制御を手放すことで扱える力である故に無理に制御すると死につながるほどの大きな反動を生じる。
[[光のケル、ミスラックス>ミスラックス・フォーセイクン]]も若い頃には「ネザレクの聖櫃」に魅入られ蛮行を繰り返していた。
この点から、暗黒は抑制の欠けた力であるため強い意思なしでは邪悪に堕ちる危険を伴う。

* 暗黒の力の利用 [#d2b2320b]
- ナイトメア
目撃者の門弟ネザレクが設置したピラミッドの防衛装置。暗黒の力を利用し、過去の記憶から恐怖を具現化させる。
ただしナイトメア自体も暗黒でありそれに善悪はなく、恐怖を克服することでナイトメアがそれを生み出した人間の力とも成り得ることが証明されている。
- ディープサイト
サバスンの玉座の世界で発露する、過去の記憶を見る力。

*ベールに包まれた像 [#qa4e94bb]
ベールに包まれた女性のような像。主人公は暗黒に関連する場面で幾度となく出くわしてきた。
深淵か暗黒の何れかに関係していると思われるが、詳細は現時点では不明。

- [[砕かれた玉座]]
ヴォルゴス戦の後に置いてある
- 月のピラミッド内部に安置されている
- [[ブラックガーデンの奥地>救済の庭園]]
ソル・ディバイシブ・ベックスによって守られている。
- [[エウロパ]]、ディープストーンクリプト
クロビス・ブレイ1世によって永久凍土の中から発見され、「クラリティ・コントロール」と名付けられてエクソテクノロジーに利用された。
- [[ナイトメアの根源]]、地球軌道上のピラミッドの内部
隠しクレート部屋に比較的小型のベール像が置かれている。
- [[抗戦のシーズン]]のシネマティック
- [[深淵のシーズン]]のシネマティック
目撃者が暗黒を手に入れた下りで縦に輪切りにされたベール像が表示されていた。

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*関連 [#rcd4bc1d]
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*コメント [#Comments]

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