エリクスニー のバックアップソース(No.10)
TITLE:フォールン(エリクスニー)
* 説明 [#da145e7b]
「ゲートの前には、4本腕の恐ろしい敵がいる」
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フォールンは無慈悲、冷酷で、廃墟を漁る。大崩壊の直後、破壊し尽くされた我々の世界で略奪を働くため、巨大なケッチに乗ってやって来た。
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フォールンにはかつての高貴さ――失われた気高さの傷跡が見て取れる。散らばった各ハウスのケルは、未だに王族であると主張しているという。だが彼らが通った跡に残るのは、残骸と絶望のみだ(グリモアより)。
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「フォールンは何でも持って行ってしまうんです」 - ゴースト

* 呼称 [#td01575c]
フォールンは人類が付けた蔑称であり、正式名称は「エリクスニー」。

* 生態 [#r61f7afa]
他種族のように侵略を目的として太陽系に来た敵対種族ではない。
かつては大いなる機械(トラベラー)の庇護のもと高度な文明と社会を築き繁栄を極めていたが、大嵐と呼ばれる災厄に見舞われ、トラベラーはエリクス二ーを見捨てて逃げ出し、文明は崩壊し内乱の果てに宇宙への放浪を余儀なくされた。
そういった経緯でシティに救いを求めて太陽系へと来訪したが、地球も大崩壊により文明が崩壊しており、僅かに残った生き残りがまだ壁がない頃のシティでファクション間の内戦を行っていた。後にタイタンと呼ばれる集団の1人であるレジル=アジールは、ファクションの内戦を鎮めるために、助けを求めに来たエリクスニー達を外宇宙からの侵略者として、人類共通の敵に仕立て上げ利用した事が語られている。かくして人類とエリクスニーとの間で己の生存を賭けたトワイライトギャップという大戦へと発展した。最初は優勢だったエリクスニー陣営であったが、女王の妨害によりハウスオブウルブズが地球のエリクスニー軍に合流出来なかった為、デビルズのケルの死亡を以ってトワイライトギャップの戦いはシティの勝利に終わった。それからは各フォールンハウスは散り散りとなり、太陽系のあちこちへと住処を移した。
内戦を鎮めるためとはいえ、本来ならば共に助け合える仲であるはずのエリクスニーを敵に回し、多くの死者を出したタイタンの罪は重い。しかしDestiny2DLC3 孤独と影にてハウスオブダスクのキャプテンと一時的な和解に至った模様。また、ラットキングクエスト「我が敵の敵」に登場するミスラックス=フォーセイクンというキャプテンと和解するルートがあるなど、今からでもシティとエリクスニーが和解に至ることは可能である。ただし、人類側への考え方は個体差があり、対立的な個体も存在することを忘れてはいけない。
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四本腕で、暗闇でもよく見える目を持ち、(ゲーム中ではあまり目にしないが)天井に貼り付いたりでき、様々な回収物を修理する知能がある。下級戦闘員のドレッグは2本腕だがこれは断腕したものであり、バンダルに出世すれば腕復元手術を受けることが許される。キャプテンやアルコンは巨体を誇るが、これは貴重なエーテルを体に取り込むことで体を強化したものである。
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性格は貴族然としており、規則を重んじ、自らが所属するハウスに絶対の忠誠を誓っている。また黄金時代のテクノロジーやベックステクノロジーの扱いに長けており、ガラスの間のオラクルを完全に掌握しガーディアンを攻撃したり、ベックスゲートを巧みに用いて兵を過去未来から招集したこともある。
自らを貴族と称し誇りを重んじるのは、この過酷な宇宙においても未だに母星の繁栄を忘れず、自らの未来を掴み取るという強い野心が故である。
大いなる機械の似姿としてか、機械、特にエーテルの分配を行うサービターを崇拝しており、中でもプライムサービターは彼等の神として扱われている。
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その社会システム上、エリクスニー間での差別や迫害はあったようで、虐げられた側が後に[[スコーン]]として対立している。
* 組織 [#h9f4b6ef]
本来のフォールンは、4本腕であることとハウスに所属することを誇りとする。それを考えるとDestiny2のハウスを隠したフォールンが各地を徘徊していることは異常事態とも言える。
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Destiny1の主なハウスは以下の通り。他ハウスとは互いに反目しているが利害が一致すれば協力関係を結ぶ程度で一部をのぞき積極的に争うことは少ない。事実、ほぼ全てのハウスが結束して、エリクスニーの生存を懸けてシティに立ち向かったこともある。(トワイライトギャップの戦い)。
- ハウスオブデビルズ
「デビルズは自然に属していないものを奪っていく」 ――マスター・ラフール
かつては地球で最大戦力を保有していた。トワイライトギャップの戦いでガーディアン(セイント14)にケル・ソルキスを殺され、Destiny 1ではプライムサービターとアルコンを主人公に倒され、後にZIVAを発掘して事件を引き起こした、アクシス・アルコンプライムも倒されている。しかし地球を去るまでは指揮系統が居ないにも関わらず、シティ軍の襲撃に対して必ず十分な地上部隊を送り出しており、キングスが裏で指示を出していることが強く示唆されている。
- ハウスオブキングス
「強力なハウスがもう1つ、その身を隠している...」 ――イコラ・レイ
地球に潜んでいたハウス。ケルはクラースク=キングスケル。裏でデビルズの指揮を執っていた事が示唆されている。リーフのユルドレン王子がフィクルルと共に接触し、ケルであるクラースクを殺害した。ケルが殺害された後、残党はヨーロッパデッドゾーンの地下に隠れている。ハウスオブダスクの母体となったことが強く示唆されている。
- ハウスオブエグザイル
「連中はハイヴと共生している。もちろん、まともじゃない」 ――ケイド6
月を拠点とするフォールンのはみ出し者の集団。アルコンやケル等は存在せず、主に複数のバロンが指揮を執っている。決してハイヴと共生などしておらず、寧ろエグザイルは何度もハイヴの要塞であるヘルマウスを襲撃している。何故エグザイルのバロネスと共闘しハイヴを撃退したこともあるケイド6がこのような嘘を吐いているのかは依然として謎である。
- ハウスオブウィンター
「奴らの強欲さは、その刃にも匹敵する脅威だ」 ――ザヴァラ司令官
金星を拠点とする。Destiny 1でケル・ドラクシスを主人公に倒され弱体化、一部はハウスオブウルブズと合流した。
- ハウスオブジャッジメント
「エ゛ル゛ダー゛ズプ゛リ゛ズン゛へ゛よ゛う゛こ゛そ゛。覚゛悟゛は゛い゛い゛な゛?」忠臣バリクス
書記官バリクスが女王に忠誠を誓い、現在はリーフに属している。
- ハウスオブウルヴズ
「この者達は私のものだ」 ――女王
トワイライトギャップの戦いで地球に向かう際に女王の妨害をリーフで受け、戦闘になり大敗、ケルを殺害された。権力闘争の末にリーフの女王がケルとなった。Destiny 1ではスコラスが謀反を起したものの離反者はリーフに協力したガーディアンの手で処理された。
更に残党のサービターはスコーンのバロンにより全て破壊されてしまい、ウルヴズは完全に壊滅した。
- ハウスオブレイン
大嵐によって失われてしまったハウスのひとつ。ケルもプライムサービターも不明でゲーム本編に登場したことは無い。現在はハウスオブジャッジメントの書記官である忠臣バリクスが彼等の予言を言い伝えている。
- ハウスオブスカー
大嵐によって散り散りになってしまったハウスのひとつ。ハウスオブウィンターと内戦に陥った模様。伝説の傭兵 タニクス=スカードとの関連を匂わせ、キネティックレジェンダリーAR「プライド」の記述によるとハウスオブスカーのケルをタニクスが殺害しハウスが崩壊したことになる。
- ハウスオブストーンズ
大嵐によって散り散りになってしまったハウスのひとつ。ケルはチェルキス=ストーンズケル。トラベラーが星を去ったことを知り大嵐の到来を予見した。エリクスニーの歌は、地獄の入り口の前に立ちはだかったストーンのケル、チェルキスを今でも伝えている。
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ハウス内の組織は以下のとおり。
- [[ケル]]
政治指導者。見た目は大柄なキャプテン。エーテル制御チップを持ち、エーテルの配分を管理している。
- [[アルコン]]
宗教的主導者。見た目は大柄なキャプテン。アルコンはハウスに複数いる場合もある。プライムサービターからの戦略提案をケルに伝達する役目を担っている。
- [[スプライサー]]
どのフォールン・ハウスにも修理士、生体工学士、科学者の秘密団体が存在し、種族の進化のために献身的に働いている。この熱心な技師達はスプライサーと呼ばれている。
スプライサーの目的は生物学的、機械学的に真実を解明することにある。そして、システムの中に入り込み、生き残るための手段として、または崇拝と神格化に値する進化としての価値を見出している。
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フォールンのクラスは以下のとおり
- [[サービター]]
「浮遊する光、眠らぬ目。奴らの希望、信仰、そして本質」
サービターはかつて強大な力を誇ったフォールン文明の生ける遺物。超高度なテクノロジーを搭載し、物質やエネルギーをフォールンの生命維持に必要なエーテルに変換する。戦闘時は防衛システムと強力なエネルギー兵器でフォールンを援護し、戦闘外ではフォールンの通信機能として働いたり不可欠な技術的識見を提供したりしている。
フォールンの信仰の対象となっている機械でもある。理由はかつて大いなる機械(トラベラー)を信仰していた名残りであることと、前述の通りサービターがフォールンの生命源であるエーテルを管理・分配する機械であること(エーテルがないと死んでしまい、多く摂取することで体がケルのように大きくなる)。サービターは上級のハイサービター、艦の制御を行うパイロットサービター、神として扱われるプライムサービター、破壊されたプライムサービターの復元として作られるリボーンなどに分けられる。
- [[キャプテン]]
「奴らは波のように壁に押し寄せ、うめき声を立てた。だが我々の背筋を凍らせたのは、その向こうで静かにじっと何もせずに立っていた存在だった」
キャプテンは自ら指揮を執る群れの中で最も強く、エーテルの割り当てが最も多い。
4本腕。部隊長クラス。榴弾ランチャー、短距離ワープなど最高性能の強力な装備を持っている。士官級のキャプテンはバロン(バロネス)と呼ばれる。中にはアルコンやケルに近い体格のキャプテンも存在し多くの部下を引き連れて行動する。忠誠を誓っているハウスがあれば、肩にその旗を垂れ下げている。
- [[バンダル]]
「流れた血でシティが見えなくなるほどだ」
4本腕。戦闘の専門家で透明化、ショックブレード、ラインライフルなど強力な装備を持っている。
兵士、白兵要員、暗殺者、偵察員など、経験豊富なバンダルはフォールンの中でも特殊技能を要する役割を担う。遠距離か至近距離かを問わず、バンダルは熟練と効率を兼ね備えた戦士であり、その非情さに見合う武器とテクノロジーを駆使する。
- [[マローダ]]
透明化とショックブレード、まれに榴弾などを用いる。
- 下級戦闘員
フォールンは4本腕を誇りとしているが、これら下級戦闘員は恥辱と服従の儀式の一環として下の腕を切除されており、己の価値を示す事を生きがいとしている。実績を残しハウスの誇りを示した下級戦闘員だけが腕の復元手術を受けることが許される。
-- [[レッチ]]
2本腕の下級戦闘員。槍で装備している。装備が貧相なことからドレッグよりも下級である可能性が高い。
--  [[ドレッグ]]
「甘くみると、自分が痛い目をみることになる。」
2本腕の下級戦闘員。ショックピストル、ショックグレネード、ショックナイフで装備している。
- [[シャンク]]
「死は穢れた翼で飛翔する」
番犬代わりに使われるロボット。ヘビーシャンク、速射砲装備、狙撃装備、自爆装備などバリエーションが豊富。
* 装備 [#p827d7d3]
武装は主にアークエネルギーを使う。ドレッグの使うショックダガー、ショックグレネード、ショックピストル、バンダルの使うショックライフルやワイヤーライフル、ショックブレード、キャプテンの使う榴弾ランチャー(これのみソーラー)、携行対艦兵器のスコーチキャノン、周囲に移動阻害を発生させるクモの巣地雷など。
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乗り物は、アークの速射砲を付けた小型の乗り物 [[パイク]]、砲とグレネードを備えた[[重装甲パイク]]、透明化機能を有する輸送艇[[スキフ]]、多脚戦車[[フォールンウォーカー]]、本拠地としても利用される大型艦[[ケッチ]]など。
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Destiny1 RoIではこれに加えて、黄金時代の人類の遺産であるナノマシンZIVA(英語版ではSIVA)によるサイボーグ化が行われている、スプライサーと呼ばれるエリクスニーが登場している。
* ネームドエネミー [#y69340eb]
- [[ガルシス・ピルフェラーキャプテン]]
- [[キフォリス・エクリプスド]]
- [[グラビトン・バーナー]]
- [[サークレクス・ファウント]]
- [[サビクス・デプレイヴド]]
- [[スクリビクス・シャープアイ]]
- [[セルキス・オブストラクター]]
- [[タクソール・スカベンジレイダー]]
- [[プライム・エーテルサービター]]
- [[ブランダクス・プライム]]
- [[ヘモリンフ・リペア・シャンク]]
- [[ベンデダ・シャンク]]
- [[マッドワーデン]]
- [[ミスラックス・フォーセイクン]]
- [[ヤリクス・フォールンキャプテン]]
- [[ヤルシス・イグナイター]]
- [[ラクシス・アルコンプリースト]]
- [[リーバー・バンダル]]
- [[アブレーズグローリー、ケルスコージ]]
- [[インサレクション・プライム、ケルスコージ]]

&br;
COLOR(#EC8200){■}手配犯
- [[手配犯:ゴールデンエイジ・ルーター>手配犯:黄金時代のルーター]]
- [[手配犯:クイーンブレーカー>手配犯:クリーンブレーカー]]
- [[手配犯:ベルトリック・スチューデント]]

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COLOR(#EC8200){■}最強の手配犯
- [[手配犯:サイレント・ファング]]
* 関連人物 [#m572b7bc]
- 忠臣バリクス
リーフの女王に忠誠を誓ったエリクスニー。ハウスオブジャッジメントの書記官。
- ケイド6
ハンターバンガード、エクソ。ハイヴとの戦闘において窮地に際し、偶然居合わせたバロネスと共闘した。最後は重傷を負った彼女と一騎打ちをしてとどめをさした。
- マラ・ソヴ(リーフの女王)
エリクスニーではなくアウォークン。Destiny1でハウスオブウルヴズを打ち破りケルとなった。
- ユルドレン・ソヴ(リーフの王子)
エリクスニーではなくアウォークン。Destiny 1ではリーフの女王マラ・ソヴが行方不明となったためケルに就任。ハウスオブキングスのケルと接触している。
*コメント [#Comments]

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