「ゲートの前には、4本腕の恐ろしい敵がいる」
フォールンは無慈悲、冷酷で、廃墟を漁る。大崩壊の直後、破壊し尽くされた我々の世界で略奪を働くため、巨大なケッチに乗ってやって来た。
フォールンにはかつての高貴さ――失われた気高さの傷跡が見て取れる。散らばった各ハウスのケルは、未だに王族であると主張しているという。だが彼らが通った跡に残るのは、残骸と絶望のみだ(グリモアより)。
「フォールンは何でも持って行ってしまうんです」 - ゴースト
フォールンは人類が付けた蔑称であり、正式名称は「エリクスニー」。
他種族のように侵略を目的として太陽系に来た敵対種族ではない。 かつては大いなる機械(トラベラー)の庇護のもと高度な文明と社会を築き繁栄を極めていたが、大嵐と呼ばれる災厄に見舞われ、トラベラーはエリクス二ーを見捨てて逃げ出し、文明は崩壊し内乱の果てに宇宙への放浪を余儀なくされた。 そういった経緯でシティに救いを求めて太陽系へと来訪したが、地球も大崩壊により文明が崩壊しており、僅かに残った生き残りがまだ壁がない頃のシティでファクション間の内戦を行っていた。後にタイタンと呼ばれる集団の1人であるレジル=アジールは、ファクションの内戦を鎮めるために、助けを求めに来たエリクスニー達を外宇宙からの侵略者として、人類共通の敵に仕立て上げ利用した事が語られている。かくして人類とエリクスニーとの間で己の生存を賭けたトワイライトギャップという大戦へと発展した。最初は優勢だったエリクスニー陣営であったが、女王の妨害によりハウスオブウルブズが地球のエリクスニー軍に合流出来なかった為、デビルズのケルの死亡を以ってトワイライトギャップの戦いはシティの勝利に終わった。それからは各フォールンハウスは散り散りとなり、太陽系のあちこちへと住処を移した。 エリクスニーが太陽系に来訪したのは大崩壊直後とされているが明確な時期は不明である。エリクスニー側は地球に助けを求めに来てシティに拒絶されたと主張しており、セイント14派が「エリクスニーこそ暗黒であり元々トラベラーの庇護にあったがトラベラーがその罪深さゆえに拒絶あるいは見捨てた種族」と主張している事からこの主張が事実であることが推測される。尚人類もまたトラベラーに見捨てられかけたが、ラスプーチンがトラベラーを攻撃しトラベラーが地球に留まったに過ぎないため見捨てられた種族であることは人類も同じである。 しかしDestiny2DLC3 孤独と影にてハウスオブダスクのキャプテンと一時的な和解に至った模様。また、ラットキングクエスト「我が敵の敵」に登場するミスラックス=フォーセイクンというキャプテンと和解するルートがあるなど、今からでもシティとエリクスニーが和解に至ることは可能である。ただし、人類側への考え方は個体差があり、対立的な個体も存在することを忘れてはいけない。
四本腕で、暗闇でもよく見える目を持ち、(ゲーム中ではあまり目にしないが)天井に貼り付いたりでき、様々な回収物を修理する知能がある。下級戦闘員のドレッグは2本腕だがこれは断腕したものであり、バンダルに出世すれば腕復元手術を受けることが許される。キャプテンやアルコンは巨体を誇るが、これは貴重なエーテルを体に取り込むことで体を強化したものである。
性格は貴族然としており、規則を重んじ、自らが所属するハウスに絶対の忠誠を誓っている。また黄金時代のテクノロジーやベックステクノロジーの扱いに長けており、ガラスの間のオラクルを完全に掌握しガーディアンを攻撃したり、ベックスゲートを巧みに用いて兵を過去未来から招集したこともある。 自らを貴族と称し誇りを重んじるのは、この過酷な宇宙においても未だに母星の繁栄を忘れず、自らの未来を掴み取るという強い野心が故である。 大いなる機械の似姿としてか、機械、特にエーテルの分配を行うサービターを崇拝しており、中でもプライムサービターは彼等の神として扱われている。
その社会システム上、エリクスニー間での差別や迫害はあったようで、虐げられた側が後にスコーンとして対立している。
本来のフォールンは、4本腕であることとハウスに所属することを誇りとする。それを考えるとDestiny2のハウスを隠したフォールンが各地を徘徊していることは異常事態とも言える。
Destiny1の主なハウスは以下の通り。他ハウスとは互いに反目しているが利害が一致すれば協力関係を結ぶ程度で一部をのぞき積極的に争うことは少ない。事実、ほぼ全てのハウスが結束して、エリクスニーの生存を懸けてシティに立ち向かったこともある。(トワイライトギャップの戦い)。
ハウス内の組織は以下のとおり。
フォールンのクラスは以下のとおり
武装は主にアークエネルギーを使う。ドレッグの使うショックダガー、ショックグレネード、ショックピストル、バンダルの使うショックライフルやワイヤーライフル、ショックブレード、キャプテンの使う榴弾ランチャー(これのみソーラー)、携行対艦兵器のスコーチキャノン、周囲に移動阻害を発生させるクモの巣地雷など。
乗り物は、アークの速射砲を付けた小型の乗り物 パイク?、砲とグレネードを備えた重装甲パイク?、透明化機能を有する輸送艇スキフ?、多脚戦車フォールンウォーカー?、本拠地としても利用される大型艦ケッチ?など。
Destiny1 RoIではこれに加えて、黄金時代の人類の遺産であるナノマシンZIVA(英語版ではSIVA)によるサイボーグ化が行われている、スプライサーと呼ばれるエリクスニーが登場している。
■ゲーム本編
■ケルスコージ
■手配犯
■最強の手配犯
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