Top > 汚染されしキメラ、ヘフンドの復讐


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*汚染されしキメラ、ヘフンドの復讐(Hefnd's Vengeance, Blighted Chimaera) [#i251408b]

|BGCOLOR(#323232):|BGCOLOR(#666666):COLOR(white):CENTER:|LEFT:400|c
|BGCOLOR(#323232):&attachref(./汚染されしキメラ、ヘフンドの復讐.jpg,35%);|分類|宿られた兵 キメラ|
|~|武装|ボイドの倒錯|
|~|弱点|口内|
|~|出現コンテンツ|[[ウォーロードの旧跡]]|
**概要 [#zd664c15]
[[ヨーロッパ・デッドゾーン]]の険しい山中に築かれた古城を縄張りとしていたアハンカーラ''『ヘフンド』''の化身である異形のキメラ。
サービターを基礎としたこれまでのキメラと異なり、アハンカーラ自身の頭部または顎を模したかのような肉塊の姿をしている。
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ヘフンド自身は古の「偉大なる狩り」によって討伐されており肉体はとっくに朽ちているが、その骨は今や宿られ、数多くの[[宿られた兵]]と[[スコーン]]を従えている。
これまで地球でスコーンが確認されたことはなく、なぜ古城にスコーンが現れたのかを調査するべく向かったガーディアンをヘフンドは古城へと転送。
ガーディアンを攻撃しつつも、まるでどこかに導くかのように、そしてまるでガーディアン自身の願いを何かになぞらえて叶えるかのように語り掛け続けた。
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根城としている古城はかつてウォーロードが支配していたと言い伝えられており、ヘフンドとそのウォーロードにも何らかの関係があると思われていたが…。
**アハンカーラ「ヘフンド」 [#za47dfb9]
''近しく私はまたひとつとなる。''
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''そして腐った王たちがお前の手によって砕け散るのを見るのは実に愉快だ。''
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ヘフンドは、かつて暗黒時代に行われた「偉大なる狩り」の時期に山中の古城に住み着いていたオスのアハンカーラであり、バンガードから派遣されたシャックス卿によって14回の蘇生を経る戦いの末に討伐された。
シャックス卿はアハンカーラを自然の偉大な力として敬意を払っており、災厄を避けるために仕方がないとしつつも、本心ではアハンカーラを殺したくないと願っていた。
そのためシャックス卿によってヘフンドの遺体が古城に安置された後も、ヘフンドの精神は明確に生き続けた。
#region(◀シャックス卿の独白) 
こうして、偉大なる狩りは新たなアハンカーラの命を奪う。
私は希竜に14回倒された。私が致命的一撃を与えたのは1回。不公平だ。
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希竜に武器を向けることは、すなわち勝利を願うことだという。
たとえ獣が倒れても、願いは叶えられる。結局は希竜の勝利だ。
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だから私は狩りに出されるのだろう。なぜなら…それは私の願いではない。
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アハンカーラは自然の力だ。愚かな願いを人のせいにするのは、家を燃やした火を責めるようなもの。
しかし、あまりに大きくなった火は、消さなければならない。そこにはもう、喜びも…野心もない。
やるしかないという理性があるのみ。
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安らかに眠れ、希竜よ。この城が、その偉大さに見合った墓とならんことを。
私に願えるのは、このくらいだ。
#endregion
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それから幾ばくかの時が過ぎたころ、シャックス卿からヘフンドの話を聞いた女性ウォーロード''『ナイーム』''は古城を訪れ、安置されたヘフンドの頭蓋骨を発見した。
ウォーロードとして行ってきた悪逆に深い罪悪感を抱き、生き残るために力を粗末に使った結果狩られたヘフンドに自分と似通った部分を見出していた彼女は、ヘフンドに「慈愛」を願った。
力を振るい恐れられるのではなく、恵みを与えて皆に愛されることを、それをヘフンドと分かち合うために願った。
慈善では飢えは満たされないとヘフンドは拒んだが、ナイームは叶えた願いの恩恵を受ける者たちの代わりに自分自身が対価の責務を肩代わりすると約束した。
ヘフンドは笑いながらこの変則的な取引に応じ、後の[[リベン>無数の声のリベン]]とマラ・ソヴ女王のようにナイームとヘフンドは契約を結ぶことになった。
そしてナイームは自身を対価としてヘフンドの骨を使い、近隣の村の住民たちの願いを叶え恵みを与えるようになった。
いつしかナイームとヘフンドの関係は、互いが互いを飼いならすような歪なものではあったが、友情と呼べるものとなっていた。
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しかし、ナイームが叶えていった願いの対価は、[[フォールン>エリクスニー]]・ハウスの1つ''『ハウス・オブ・キングス』''がヘフンドの力を聞きつけ、それを奪うべく古城に攻め込む形で彼女に降りかかった。
激しい戦いの末、ナイームは死の間際にヘフンドに最後の願いを捧げた。
キングスのフォールンたちが苦しみ抜き、死んでなお続いていく永遠の復讐を願った。
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そして現代になり、ついにヘフンドがナイームの願いを叶える機会が訪れる。
[[目撃者]]がトラベラーのポータルに入って姿を消し、戦神[[シヴ・アラス]]が玉座の世界から切り離されて撤退したことで、太陽系の宿られた兵は指導者を失い混乱状態に陥った。
リーダーがいない場合は強力な意思を持つものに引き寄せられるという宿られた兵たちの性質を利用し、ヘフンドは多数の宿られた兵を古城に引き込み制御下に置くことに成功した。
そして彼らを利用し、古城に残されたキングスのフォールンたちの遺体を、かつてリベンが行ったように決して死ぬことができないスコーンとして蘇えらせ、死と痛みと再生のサイクルに閉じ込めるという復讐を開始した。
しかし、アハンカーラであるヘフンドが自身の願いを叶えたことは、ヘフンド自身の遺体もまた宿りに汚染されるという代償を伴うことになった。
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地球の古城に出現したスコーンたちの一報はスコーンの創始者である[[フィクルル>ファナティック]]の耳に届いた。
目撃者に与し、思考も自我もなく動く兵士でしかなくなる前に彼らがスコーンとして正しく学習できるよう、フィクルルは[[5人のナイト>フィクルルの第1の壊れしナイト、ラシール]]を地球へ派遣し、ナイトたちの指導によって古城のスコーンたちは文化を築き始めた。
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やがて古城のスコーンたちはヘフンドを崇拝する「希竜教団」を創設し、ヘフンドの骨をトーテムに収め、祈りを捧げるようになった。
彼らは気づいていなかったが、祈りを捧げることは願いを捧げることと同義であった。
その願いの力によって異形のキメラとして顕現したヘフンドの精神は、キングスへの復讐を果たし、ナイームの願いを完遂し、そして自身もまた静かな眠りに付くべく、スコーン出現の情報を聞きつけ現れたガーディアンを「我が復讐」と呼び導き始めた。
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''この悲しい世界とももうおさらばだ。''
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''もうすぐすべてが治まる。''
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''再びお前に会いに行くぞ、ナイーム ―― 復讐に汚染されし、へフンド''
*ゲーム中の扱い [#m9ecebc9]
[[迷宮]]『[[ウォーロードの旧跡]]』のラスボス。
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詳しい攻略は専用ページを参照。
*関連 [#u2d1f551]
#include(エネミーリスト,notitle);

*コメント [#Comments]

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