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TITLE:エンプティ・ベッセル (Empty Vessel)
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CENTER:
入手方法: ストライクを完了、もしくはザヴァラ司令官のランクアップのパッケージ

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*伝承 [#Lore]
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''「汎用性が高い。それ自身のみでは、何の意味もない空の管にすぎない。だがそれこそが無駄を排除した美しさでもある。重要なのは、それに何を入れ、それをどう活用し、何に使うかだ」――バンシー44''

金属の階段に分厚いブーツの音を響かせながら、サラディン卿は中央タワーの間にあるキャットウォークを下っていった。バザーは思いのほか静かで、間もなく始まる外交的会談の戦略を練る時間を彼に与えてくれた。&br;「今回の決定に当たり私の意見を…」サラディンは歩きながら考えをまとめていた。「議会に追加の要求を…」彼はうなると首を振った。「司令官、フューチャーウォー・カルトを頭数に入れるのはどうかと…」彼はうなった。どれも違うような気がする。&br;サラディンは足を止めてシティを見渡した。デジタル式の輝く霧によって街全体が覆い隠されている。彼は目を閉じ、首を振ると、少し時間を取って気持ちを落ち着かせた。ここには、戦いの音も、銃声も、悲鳴も存在しない。それが存在するのは彼の頭の中だけだった。&br;「ザヴァラ。友として言いたいことがある」とサラディンは再び話す練習をした。そして目を開けてトラベラーを見ると、納得したようにうなずいた。&br;「もっと大きな声で言わないと司令官には届かないぞ」&br;突然介入してきた自分以外の声に促されてサラディン卿が振り向くと、不快なほど近くにオシリスがいた。失望の仮面に隠されたサラディンの感情が驚きから困惑に変わった。「盗み聞きとはらしくないな、ウォーロック」&br;「馬鹿なことを言うな」とオシリスは言うと、ゆっくりとサラディンに近づいた。「お前の独り言は耳のついている者なら誰にでも聞こえる。私はたまたま近くにいただけだ」彼は手を広げて説明すると、背中で両手を組んだ。&br;「これから会談がある」サラディンはそう言うと、不意にその場を後にしようと振り返った。オシリスが横に移動し、サラディンと階段の間に入ると、鉄の豪傑が迷惑そうな表情をした。&br;オシリスは注意深く両手を挙げた。「頼む、サラディン卿。少し時間をくれ」&br;サラディンは胸の前で両手を組んだ。彼の眉間のシワが苛立ちを現していた。&br;「司令官に協力を申し出るつもりなら、今はやめておいたほうがいい」オシリスはそう説明すると、サラディンの肘に手を置き、彼を道の端に誘導した。&br;「ザヴァラ司令官は現在、多大なストレス下に置かれている」オシリスは続けた。「お前は自分なら力になれると思っているだろうが…」彼は眉を上げると、横目でサラディンを見た。「恐らくそれは間違いだ」&br;「遠回しな言い方はやめろ」サラディンが足に力を入れた。「何が言いたい?」&br;「最後にーーお前の言い方を借りれば――盗み聞きをしたのはいつだ?」&br;サラディンが苛つきながら言った。「盗み聞きなどしない」と彼はうなった。&br;「だとすれば、お前が他のガーディアンたちにどんな風に言われているのか知らないのも当然のことだな」オシリスが優しい声で申し訳なさそうに言った。その声色は明確に彼の気持ちを表していた。これは悪いニュースであり、彼は悪いニュースの伝達者になりたくなかったのだ。&br;サラディンは何も言わなかった。彼は文句を言うきっかけを失っているようだった。オシリスは話を続けた。&br;「我々のような信念を持たない多くの者は、最近の女帝カイアトルとの重大局面での、お前の決定に疑問を抱いている」オシリスはサラディンに顔を近づけると、秘密事を共有するかように静かに言った。「お前が司令官暗殺の首謀者だと考えている者もいる」&br;「鉄の豪傑はそんなことはしない」サラディンは声を震わせながら言った。「私は――」&br;「分かっている」オシリスは素早く冷静に言った。「ただ、お前のことをよく知らない者もいる。お前は声を大にしてカバルとの休戦に異議を唱えた。彼らはそれを考慮して実に説得力のある議論を行っている」&br;サラディンは目を閉じると、ゆっくりと息を吸った。銃声、叫び声、そして悲鳴が、これまでないほど大きくなっている。もしかしたらそれは彼の心臓の音なのかもしれない。「それならなおさら記録を修正する必要がある」&br;「そのためにシティに来たのか? 記録を修正するために?」オシリスが声を荒げた。「数分前まで私は、お前がここに来たのはザヴァラに協力するためだと思っていた。そうじゃなかったのか?」&br;サラディンはザヴァラのオフィスのほうを見ると、拳を握りしめた。「ラクシュミ IIは――」&br;「ラクシュミのことは任せろ」オシリスはそう言うと、再びサラディンの腕に手を伸ばした。今度は鉄の豪傑は動かなかった。「勝てる戦い以外は避けろ、サラディン卿。私は彼女の扱い方を心得ている。お前の力が再び必要になる時がいずれ来るだろう。だが今はその時ではない」&br;サラディンはオシリスを厳しい目つきで見た。今にも口から文句が出てきそうだったが、彼はその言葉を飲み込んだ。彼はうなだれた。&br;「ありがとう、オシリス」サラディンは信念を打ち砕かれたように弱々しく言った。「お前は真の友人だ」
}}

#br
*特徴 [#Abstract]
バンガード作戦プレイリストの完了時にドロップすることがある後装式グレネード・ランチャー。

#br
シーズン20から新たに「現場試験済み」の起源特性が追加されている。
*パラメータ [#Params]
|武器種|フレーム|毎分発射数|レア度|属性|弾薬|h
|グレネードランチャー|軽量フレーム|90|レジェンダリ|ソーラー|特殊|
|爆発範囲|速度|安定性|ハンドリング|リロード速度|マガジン|照準補佐|h
|55|75|32|68|68|1|73|
※計算式不明瞭につき大雑把な値です

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*パーク [#Park]
|BGCOLOR(#eee):軽量フレーム|BGCOLOR(#eee):ボラタイルローンチ|BGCOLOR(#eee):衝撃グレネード|BGCOLOR(#eee):金製の鉛|BGCOLOR(#eee):危険地帯|バンガードの釈明|
|-|ボラタイルローンチ|目つぶしグレネード|クイックドロー|崩壊の始まり|現場試験済み|
|-|コンファインローンチ|近接検知グレネード|サープラス|複数キルのクリップ|-|
|-|カウンターマス|スパイクグレネード|起源|容赦なし|-|
|-|ハードローンチ|高速弾|狂乱索餌|スナップショットサイト|-|
|-|リニア・コンペンセイター|爆縮弾|自動装填ホルスター|危険地帯|-|
|-|クイックローンチ|衝撃グレネード|金製の鉛|解体業者|-|
|-|高性能ドリフト制御|-|脅威探知機|ヴォーパル武器|-|
|-|-|-|野心家な刺客|スワッシュバックラー|-|
|-|-|-|フィールドプレップ|一人は皆のため|-|
|-|-|-|負け犬|スレッシュ|-|

#region(詳細を表示)

|名前|説明|h
|>|1列目|
|軽量フレーム|単発の手持ち式グレネードランチャーで、遠隔爆破が可能。&br;[射撃]を: 発射。離すと爆発する。|
|>|2列目|
|ボラタイルローンチ|この武器が特に爆発性の高い弾薬に最適化される。&br;  • 爆発範囲が大幅に拡大する。&br;  • ハンドリング速度が僅かに低下する。&br;  • 投射物の速度が僅かに低下する。|
|ボラタイルローンチ|この武器が特に爆発性の高い弾薬に最適化される。&br;  • 爆発範囲が大幅に拡大する。&br;  • ハンドリング速度が僅かに低下する。&br;  • 投射物の速度が僅かに低下する。|
|コンファインローンチ|この武器の発射パラメーターが大幅に安定する。&br;  • 安定性が大幅に向上する。&br;  • 爆発範囲が拡大する。&br;  • 投射物の速度が低下する。|
|カウンターマス|この武器が縦の反動のために重くなる。&br;  • 反動制御が大幅に向上する。&br;  • 安定性が向上する。&br;  • ハンドリング速度が上昇する。|
|ハードローンチ|この武器の発射バレルが投射物の速度に最適化される。&br;  • 投射物の速度が大幅に上昇する。&br;  • 安定性が低下する。&br;  • 爆発範囲が僅かに縮小する。|
|リニア・コンペンセイター|この武器の発射バレルのバランスが良くなる。&br;  • 投射物の速度が僅かに上昇する。&br;  • 爆発範囲が僅かに拡大する。&br;  • 安定性が僅かに向上する。|
|クイックローンチ|この武器のバレルが投射物の速度を上昇させ、狙う速度も大幅に上昇させる。&br;  • ハンドリング速度が大幅に上昇する。&br;  • 投射物の速度が上昇する。|
|高性能ドリフト制御|このバレルの発射制御が広範囲に渡って最適化される。&br;  • 反動制御がある程度向上する。&br;  • 安定性が向上する。&br;  • ハンドリング速度が上昇する。&br;  • 投射物の速度が僅かに上昇する。|
|>|3列目|
|衝撃グレネード|グレネード弾が爆風を放って敵をよろめかせる。|
|目つぶしグレネード|爆発すると一時的に目つぶし効果を発生させるグレネード。&br;  • 爆発範囲が大幅に縮小する。|
|近接検知グレネード|この武器から発射されたグレネードの近接検知力が上昇するが、爆発範囲が縮小する。|
|スパイクグレネード|グレネード弾が命中した時のダメージが増加する。&br;  • 安定性が向上する。|
|高速弾|この武器の投射物が大幅に軽量化され、速くなる。&br;  • 投射物の速度が上昇する。&br;  • リロード速度が上昇する。|
|爆縮弾|投射物の速度が上昇し、爆発を制御できる。&br;  • 投射物の速度が上昇する。&br;  • 安定性が大幅に向上する。&br;  • 爆発範囲が縮小する。|
|衝撃グレネード|グレネード弾が爆風を放って敵をよろめかせる。|
|>|4列目|
|金製の鉛|ヘビーウェポン弾を拾うと、この武器にも弾薬が補充される。|
|クイックドロー|この武器を驚くほどの速さで構えられる。|
|サープラス|フルチャージ状態のスキル1つにつき、ハンドリング、リロード速度、安定性が向上する。|
|起源|敵のシールドを破壊すると弾薬からマガジンを装填する。エネルギーウェポンのダメージタイプが敵のシールドと一致した時、攻撃により弾が再生する。|
|狂乱索餌|この武器で敵を素早く倒すと、少しの間、リロード速度が徐々に上がる。|
|自動装填ホルスター|ホルスターに入れた武器が、しばらくすると自動的にリロードされる。|
|金製の鉛|ヘビーウェポン弾を拾うと、この武器にも弾薬が補充される。|
|脅威探知機|敵が近くにいる時、リロード、安定性、ハンドリングが向上する。|
|野心家な刺客|リロード前に素早くキルした数に基づいてマガジンがオーバーフローする。|
|フィールドプレップ|手持ちの弾数が増える。しゃがんでいる時に、リロード、取り出し、射撃準備が速くなる。|
|負け犬|体力が減少するほどリロード速度が上昇する。|
|>|5列目|
|危険地帯|戦闘員に囲まれると、武器の爆発範囲が大きくなる。|
|崩壊の始まり|この武器で敵のシールドを壊すと、一時的に敵がキネティックダメージに弱くなる。|
|複数キルのクリップ|リロード前に素早く行ったキルの数によってダメージが増加する。|
|容赦なし|素早く標的を倒すと体力が回復する。ガーディアンや強力な戦闘員を倒した場合は複数キルとしてカウントされる。|
|スナップショットサイト|照準モードに素早く切り替えられる。|
|危険地帯|戦闘員に囲まれると、武器の爆発範囲が大きくなる。|
|解体業者|キルでグレネードエネルギーを得る。グレネードスキルを使うと武器がリロードされる。|
|ヴォーパル武器|スーパースキルを使用中のボス、ビークル、ガーディアンに対するダメージが上昇する。|
|スワッシュバックラー|近接キルやこの武器でのキルに成功すると、ダメージが増加する。|
|一人は皆のため|異なる標的3体を攻撃すると一定時間ダメージが上昇する。|
|スレッシュ|この武器で戦闘員を倒すとスーパーエネルギーがわずかに回復する。|
|>|6列目|
|バンガードの釈明|この武器でトドメを刺すと、体力が少量回復する。|
|現場試験済み|この武器で標的を倒したりダメージを与えると、射程距離、安定性、ハンドリング、リロード速度が徐々に向上する。&br;剣の場合は、チャージ速度とガード耐性が向上する。|

#endregion

#br
*武器リスト [#List]
#include(武器リスト,notitle)

#include(バンガード作戦固有武器リスト,notitle)

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*コメント [#Comments]
#pcomment(,reply,20,)


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