Destiny2 デスティニー2 まとめ Wiki

「幼体を外敵から守る戦士こそが最も恐ろしい」――エリクスニーの格言

日が暮れた。一日が終わった。
桃色が灰色に追いやられる。
野の獣は冷えを凌ぐために暖かい巣穴を探す。
だがお前は獣ではない。
そして空でもない。
お前は母親の愛が肉となった、ため息ほどの繊細な存在だ。
お前に必要なのは巣穴ではなく、
母親の温かい抱擁と、
育みの柔らかな繭で、静かな心音を聞くことだ。
母の力でひしと抱きしめ、
我らが機械の永遠の光に次ぎ、
燃え盛るほど輝く灯台を愛す。

可愛い幼子、
我らが機械の永遠の光の中に抱かせよう。
我が子よ、眠りに落ちるとともに、
我らが機械の永遠の光でお前を守ろう。
可愛い幼子、
我らが機械の永遠の光の中で目を覚ませ。
赤子よ、母の温もりを、
我らが機械の永遠の光の中で感じよ。

母は退く時が来た、
夜はお前に引き継ごう、
だが心臓が動き続ける限り、愛は暖炉を照らしてくれる。
我がニンフよ、お前は孤独ではない、
お前の胸の奥底で、我々の愛が鼓動する
遠く離れていようとも、母とは常に近くにいるもの。
夜の退却を受け入れよう、
空が再び桃色に染まり、
星の煌めきが恐れをなして、遥かなる岸の夕暮れを騙す時に。
だからもう泣くな、我が子よ、
いつでもお前を見ている、
我らが機械の永遠の光が愛を運んでくれるから。

――伝統的なエリクスニーの子守唄の復元された音声ファイル