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伝承/ケイドと呼ばれた男
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取引 Edit


冗談はさておき…俺は多分いくつか間違いをおかしたのだろう。最近特に増えたのかもしれない。

分かってる、確かにこれは信じ難いことだ。でもおそらく本当なんだ。

間違いに関して1つ言えるとしたら、人は間違いから何かを学べるってことだ。だがもう一度言うぞ。それは俺が本当に間違いをおかしたという理論を認めるならの話だ。つまり、そうだな、そういうことさ。「仮説的な間違い」から、俺は何かを学ぼうとしている。「内省」とも呼べるな、イコラがそう言ってた。エリスは別の呼び方をしてたな。エリスは色んなものに独自の名前をつけるんだ。

会えなくてさびしいな。

おっと、話がそれたか…時間稼ぎだな。

俺だって、こういうことは辛いんだ。

もっと簡単だと思ってたけど…少なくとも、こんなに辛いとは思わなかった。色んなことがもっと楽にできると思ってたよ。びっくりするくらい多くのことが…でもそういうのが全部、今の俺という人間を形成したんだろう。俺達みんなを人間らしくしてくれるんだ…大層な考えや、壮大な計画や、夢や希望や、馬鹿げた感傷や、そういうこと全部が。

よし、先に進もう。もし公明正大にやるなら…もちろんそうしているつもりだが…そういう夢や希望ってのが大事なんだ。夢や希望を見失わず追い続けるのは難しい。生は混乱に満ちている。だから夢や希望がぼやけてしまう。

それが「おそらく」の力なんだろう…他者同士を争わせ、ちゃっかり自分が利益を得る誘惑だ。

「おそらく」は…「選択の余地」ってやつを生み出す。俺も「選択の余地」は大好きだ! だがこのとりとめのない、日記にでも書くべき面倒な事態としっかり向き合うなら、そうだな…

そうだ、俺は「おそらく」にはもう飽き飽きなんだ。もし俺が真っ直ぐな人間なら…まあ、俺の取り柄はそれくらいしかないが…真面目にやるしかない…この手に銃がないとしてもだ。

さて…じゃあこれは、ここだけの話にしてくれよ?

よし、決まりだな。俺はケイド6…

そして、これが俺の物語だ。

コール Edit


1つはっきりさせておこうか。俺はありのままを話すつもりだが、細かいところは省略するかもしれない。もちろん大事な部分は飛ばさないが…要するに、俺がどういう奴か分かって欲しいんだ。そうすれば、俺の出生や、現在と過去の行動理由も理解できるだろう。

だからもし必要だったら、その時の状況を考えてくれ。でもな、大事なことは全部分かりやすく話すから、もし分からなかったら、それはお前の注意力不足ってことだぜ。

さてさて…

俺達エクソは呪われている。

あんまり不吉な言葉は使いたくないし、ちょっと言い過ぎかもしれないが、やっぱり「呪い」って言うしかない。「むき出しの事実」って言葉では伝えきれないこともある。

ガーディアンには過去の人生がある。だが自分自身や自分に近いどこか(ブレイ、お前の話だぞ)に信頼できる情報を持ち込んで再生しない限り、その過去の人生は消去される。完全に。「光」の中で再生することで、新しい自分に生まれ変わるからな。

それでもエクソだが。

俺達の機械の中にはゴーストがいるんだ。「ゴースト」って言っても、ドアを開けたり何かを教えてくれるようなもんじゃない。そうだな…記憶の断片みたいなものか。まあ何であれ、そいつがきっかけになって、俺達は今の自分になる前の昔の自分を思い出すことがある。それから夢の問題もあるが…長さ3mぐらいのアークポールでそいつをいじるのはやめておこう。

俺? 俺は数少ないラッキーな連中の1人だ。昔のエクソの、ぼやけた記憶の欠片以上のものを持っていたからな。頼りになる俺のゴーストが俺の「記録」を見つけてくれたんだ。記録は自分を思い出すための、過去の人生の欠片さ。俺が基本的にどんな奴だったか、そいつを見れば分かる。

記録は個人的なものだから、おおっぴらにする訳にはいかない。2、3ページ誰かに見せたことはあるが、神話の裏を読み取れるマトモな奴にだけだ。

そうだよ、「神話」さ。冗談なんかじゃない。俺のことは聞いてるはずだ。 要するに、俺は個人的なことをひけらかしたりはしないんだ。

まず、そいつは俺にとっての燃料だからだ。それに、青司令官はガーディアンが自分の過去を探ることを嫌う。ガーディアンが任務や規則を知ったり、自分が選ばれた理由を思い出すのが嫌なんだろうな。でもそれよりも…俺達「選ばれし者」のほとんどには、「過去」というぜいたくが認められていない。だからそいつを掘り返すのは正しくないだろう?

いいか、俺が知っているのは…

俺が生者の世界に戻ってきたとき、「光」以前の俺は、誰かの手助けをするくらいには優しい奴だった。その手を取ってハイタッチしてやったぜ。当時はできるだけそんな風に振る舞おうとしていた。

でもその後…俺は本来の目的を知らなかったのかもしれない。「実存的な問い」とか、大げさなことはウォーロックに任せっきりだ。でも1つ確かなのは…

俺は正しいことをしたい。常に「正しくある」訳じゃなくても、「正しい」ことを「やろう」と努力している。この2つは全然違う。

もし俺の行為がいわゆる「英雄的」や「協力的」なことじゃなかったとしても…青司令官、これはお前に言ってるんだぜ。教えてやるよ…

俺は自分の歌に合わせて踊るかもしれないが、俺達みんなが同じダンスを踊っているんだ…

あるいはそれに近い何かを。

最初の賭け Edit


ずっと昔、自分に約束した…

もし人々が助けを必要としていて、俺に何かできるなら、俺は手を差し伸べるってな。今もそうしてる。

もしそれでほうびや感謝の念をもらえるなら、なお結構。でももし俺が何かを盗んだり隠したりしても、それは人助けのためだ。このことを知っている奴は少ないが構わない。別に自慢するためにやってるんじゃないからな。

正直言って、俺はバンガードにはなりたくなかった。そのことに価値を見出せなかったからじゃなくて、俺よりもバンガードの価値観にふさわしい連中がいるからだ。それにこんな仕事ができるのは、俺を含めてほんの一握りだけだ。みんなやってみようともしない。だから…俺だからできたせいだってことさ。

俺が行った場所や、俺が見た揉め事や、そういうものが…まあいい。当時は俺とシロウとアンダルとお仲間達で、最強のタイタンさえ夢に見たこともないような、一見あくどいけど実は「正しい」ことを色々やっていた。

俺達は道を切り開き、物資を回収した。まあ回収だけじゃなくて…盗んだり、くすねたり、だましとったり、かっぱらったり、隠れていたものを見つけたり、略奪したこともあったが。全部が全部俺達の手柄じゃないが、シティの外の世界は、俺達のおかげで格段に広がった。

まあ俺はそんなにシティの外には出ないけど、それはこれから変えていこうと思っている。

ザヴァラは気に食わないだろうな。イコラは俺を説得してやめさせようとするだろう、いつものように。でも俺達は「光」がどれほど貴重で…どれほどはかないものかよく知っている。だから使えるうちに使わなきゃならない。

正しきを行い正しくあれ、境界線を広げろ、自分達のものを取り戻せ…

そいつが俺の最初の賭けだった…初日から、全部まとめて賭けたんだ。自分自身にな。

暗黒の時代の厳しさを俺は目の当たりにした。話は聞いたことがあるだろ。もしなければちょっと調べてみな。でも驚いておしっこ漏らすなよ。発展と没落を繰り返し、そのたびに強くなるシティを俺は見てきた。自分達の一番いいところも、一番悪いところも…そして「いいところ」をもっとよくして、「悪いところ」を昔話にするためだったら、俺はこれからもずっと戦い続ける。

俺はおしゃべりで自慢屋で、剣も銃も抜くのが速い。そして何かを見つけたり、勝ち取ったり、倒したり、救ったり、安全な場所に隠すことにかけては、俺より上手い奴はほぼいない。だが結局は…

今の俺があるのは、過去の俺があったからだ。

俺はそのことを自分自身から学んだ…そう思いたい。「俺になる前の俺」が残したメモに、お膳立てをしてもらったと。あの暗闇の時代において、「5」はこう考えた。「6」だとダメなんじゃないかって…それで結局「7」になったって訳だ。つまり過去の「俺」は、その後の「俺」がもっと成長できるように、計画表を書き残してくれたんだ。

とにかく、どんな手札が配られたとしても、ベットとコールがかかったときは、俺は袖の中にエースとクイーンを隠していた。

つまり俺が負ける訳がなかった。

いつだってより優れたほうが勝つのさ。

フォールド Edit


アンダル・ブラスクのことを聞いたことは?

きっとあるはずだ。懐かしき英雄の1人さ。ブラックガーデンとかハイヴの神々とか、俺達が片づけたカバルみたいな形をした連中とか、面倒な奴らが現れる前の話だ。

そうだな、アンダルは…すごい奴だった。バンガードのハンターで、俺の前任者だ。でももっと大事なことは…

奴は俺の友達だった。兄弟と言ってもいい。

俺とアンダルはすごいチームに属していた。その後アンダルは丸め込まれて、お偉い方とチンケな班を組むことになったが…とにかく、俺達はまさしくレジェンドだった。偵察隊を組んで、生存者を見つけてはシティに連れ帰ったり、サルベージする価値がある過去の技術や物資がある場所を発見したり…フォールンもしこたま狩ってやったぜ。簡単にはいかなかったが、まだ駆け出しだったからな。

駆け出しっていうのは俺のことな。ガーディアンはずっと前から活動してたけど、俺が生まれ変わった新たな人生においても、シティと俺達ガーディアンはまだまだ成長段階だった。そして問題は、俺達が成長するには、苦難の道を歩むしかないということだ…

「カバル大戦」。目覚めの悪かったクロタに、数え切れないほどのガーディアンがやられちまった、トワイライトギャップ。そして、俺が若かった頃に起こった災難がいっぺんに降りかかってきた。「シックスフロント」では、鉄の豪傑がZIVAと揉めていたしな。

でもそういうのは全部、記事の見出しに過ぎない。それらは多くの教訓を残し、多くの命を奪った。だが実際は…

俺にとって戦いは日常だ。毎日少しずつ、俺達は世界や自分自身について最高の教育を受ける。シティの壁の中にいると、何のための戦いか思い出すことができるが、外では…

俺達が失ったもの全てが、はっきり見えるようになる。俺達がどれほど堕落してしまったかが、現実として突きつけられる。荒れ果てた道路、崩壊する街…さびついた廃墟の数々がそう教えるんだ。

だが今、シティが戦う理由を与えてくれたら、あの古臭い死んだ場所は、いつでも俺に明日への希望をくれる。さびてボロボロになった文明の骸骨でも…目を細めれば、俺達の過去と未来の全てが見える。

だからアンダルが過去を捨ててバンガードに参加したとき、俺とチームのみんなは奴に期待した。俺達が見たものを、他の連中…つまりオシリスやザヴァラや、預言者にも見せてくれるんじゃないかって。シティは避難地だったが、いつまでも隠れていてはダメだ。俺達が失ったもの全てが、海賊や戦争屋にバラバラにされるのを見過ごしていたら、俺達は人間性を失ってしまう。

アンダルを失ったようにな。

フロップ Edit


今俺はバンガードと上手くやってるけど、そうじゃないときもあった。敵対していた訳じゃなくて、違うレンズを通して物事を見ていただけだ。

でもアンダルは? 人付き合いはあいつの特技だった。いつも…「外交的」だったと言うべきか?

当時の俺達の一番大きな仕事は…バンガードの鎖を緩めることだった。俺達がもっと冒険して、拡大のための新たな時代を切り開けば…体制側の富が俺達の手に入る。

「俺達の富」とは、みんなの富ってことだ。もちろん、俺達ももらうものはもらったけどな。

振り返ってみると、俺達はあまりにも野心的だったんだ。

当時はそう思わなかったが、まあそういうもんだろう。

バンガードに加わった頃のアンダルは、いわゆる内通者だった。俺達は互いにいい取引をしていた。アンダルは隠れたお宝やフォールンの動向に関して、俺達に情報を提供する。シロウと俺はフライング気味に走り出して、先手を打って、いただけるものはいただいて、残りをシティに届けた。

一番美味しいところをぶんどったのかもしれないが、礼節はわきまえていたぜ。「仲介手数料」をもらうのは当然だろう?

おそらくこういうことは、全部あけっぴろげにしないほうがいいかもな。人は人を裁くのが好きだし…「若気の至り」の時効は何年だ? まあとにかく…ずっと昔の話だよ。でも俺が言いたいことを伝えるには、過去の話が必要なんだ。

時に道をそれることもあったけど、俺は常に正しくあろうとした。アンダルがバンガードの仲間になったのは、恵みでもあり失望でもあった。でももっと大事なのは…

「挑戦」を受けたアンダルは、俺と取引をしたんだ。

そして俺が勝ち、あいつは負けた。

だからあいつは過去の自分を捨てて、バンガードのお偉方の仲間になった。そして俺にあることを思い出させてくれた。昔から知っていたが、時々忘れちまうあのことを…

そうさ、あれだよ。「約束は守れ」ってことだ。

でもタワー(俺に言わせりゃ「檻」だ。アンダルはそう呼んでなかったぜ)での暮らしが長くなると、アンダルはどんどん「バンガード的」な考え方をするようになっていった。今になって考えてみると、奴はただ正しいことをやろうとしていただけだ。でもアンダルは確かに変わっていった。あいつがガーディアンとして、そして人として成長していく様を見ていると…

今まで一度も認めたことはないが、俺は…あいつを見くびるようになった。俺の親友にして、一番大事な仲間を…でも奴は約束を守っただけなんだ。「挑戦」を受け入れて、ひどい結末を迎えたのに、少しもためらわずに約束をきちんと守った。

バンガードなんかの仲間になって、お楽しみは全部俺とシロウのために残しておいてくれた。

何ておめでたい奴だって思ったぜ。

でも、おめでたいのは俺だけだった。

高揚 Edit


まだ分からないなら教えてやるが、俺はそんなに優れた語り手じゃない。でも上手くやろうと思えばできるぜ。「さあさあ、皆様お立ち会い!」ってな。信じられないって? じゃあC.C.に聞いてみな。あいつは信用できない? じゃあ中佐でもいい。あの2人は、信じられないようなことをたくさん知ってるからな。

じゃあこいつは? この「事実を基にした話」はどうなる? 俺は回りくどい言い方をしている気がするな。くだらない昔話や大げさな表現で、真実を隠しているのかも。でも努力はしてるんだぜ。しっかりして、伝えるべきことを伝えないといけない。そのためには先にアンダルの話をしないと。

アンダルと「挑戦」の話さ。

俺の、俺達の「挑戦」。

ハンターの「挑戦」だ。

そいつは全く馬鹿げている。

でも名誉が関わる問題なんだ。

「挑戦」のせいで…いや、俺のせいで、俺は友達を失った。

だがその話の前に、タニクスに登場してもらわないとな。困ったことに…「挑戦」が決まったあとでタニクスが現れた。俺の「挑戦」のあとで…結局はタニクスの話だ。

知らない人のために教えておこう。タニクスはフォールンの傭兵だ。どのハウスにも属していないが、金さえもらえるなら誰の味方にでもなる。フォールンは基本的に奴とは取引しないが、仲間に任せられない仕事や極秘任務があるときは、キャプテンやアルコンやケルがタニクスを頼る。

昔、俺とシロウとアンダル、あと何人かは、ヤバいレーダーに引っかかっちまった。フォールンのハウスが俺達の首に賞金をかけたんだ。大量のグリマーとエーテルを。タニクスはそいつ目当てに仕事を請け負ったが、俺達だけそのことを知らなかった。フォールンを抜けた奴が暗殺に手を染めたって噂は聞いていたが、雲をつかむような話だったから、俺達は真剣に取り合わなかった。俺達ならいつでも、何とでもできると思っていたんだ。

もちろんフォールンがヤバいことには気づいていた。奴らの脅威を毎日ひしひしと感じていたからな。だがフォールンのブギーマンが、しかもハウスに属さない一匹狼が、ガーディアンを1人ずつ片づけちまうって? ハッ、そんな馬鹿な!

だが「そんな馬鹿な」ことが現実に起こったんだ。

タニクスの第一印象は…「図体がでかくて態度が悪い」。

次に気づいたことは…奴はニアン・ルオの死体の上に立っていた。彼女のことはよく知らなかったが、何度か一緒に仕事をしたことがあった。その日の仕事は、ちょっと行って帰ってくればいいだけだった…はずだが、タニクスがそこに現れやがった。

ニアンが起き上がる気配はなかった。そしてシロウの部下のラッシュはゴーストを失った。完全なRTL…「『光』への帰還」だ。全ての終わりってことだよ。

視界がぼやける中、俺達はその日の収穫を捨てて、命からがら逃げ延びた。どうやってタニクス達をまいたか、今でもよく分からない。多分運が良かったんだ。

もちろん、あの厄介者から逃れてもまだ終わりじゃなかった。

シロウと俺は戻ってすぐアンダルに知らせたかったが、このとき奴はまだバンガードのメンバーじゃなくて、西の埋蔵品を手に入れようと2回目の挑戦をしていた。アンダルに会えたのは翌日の夜だった。

ニアンのことを俺達はアンダルに話した。ラッシュはゴーストを失ったせいで様子が変だったが、責めることはできなかった。今でも責めちゃいない。

その後、俺達は馬鹿をやった。

うぬぼれたんだ。

ターン Edit


タニクスは無口で自己主張をしない奴だった。ただ笑って、俺達を皆殺しにしようと躍起になっていたんだ。でも俺達は奴の仕業と分かっていた。「話の整合性」ってやつさ。つまりブギーマンには顔があったってことだ。ブギーマンは実在したんだ。

実在するならそいつを狩れる。

実在するなら追跡できる。

実在するなら終わらせることができる。

アンダルは「狩る者が狩った者達の手で狩られる者になろうとしている」とか言ったが…笑うなよ。俺も笑わなかったぞ。アンダルはすごい奴だった。ジョークのセンスはちょっと…「堅苦しかった」けど。そうだな、「堅苦しい」がぴったりだ。でもとにかく、奴の言うことは間違っていなかった。

ラッシュは同行したがった。「光」の復讐のためだろう。だが俺達は要望を退けた。あの坊やは好きだったが、ゴーストがなけりゃ話にならない。結局ラッシュは、次のサイクルを待たずして最後の死を遂げた。RTLさ。誰にも言わずに独りで出かけて、二度と戻ってこなかった。シロウは長々とラッシュの話をするのが好きだったが、今でもそうだ。話を聞いてると、ラッシュがまだどこかで生きているような気がする。誰も知らない道を旅して、誰も知らないお宝を掘ってるんじゃないかって。俺達にとってはまさに夢のような生活だ。

俺が好きなのは「ラットキング」の話だ。ラッシュが伝承になった例のあれさ。俺達には見えない戦いをしている連中の話。おとぎ話みたいなもんだが、とにかく俺のお気に入りで、エースがここにいた頃は子守歌代わりによく聞かせてやった。

でもエースはもういない。

ラッシュもいない。

アンダルもいない。

いつか俺もいなくなるんだろう。

あの頃、バンガードにハンターは不在だった。2年間行方不明だったカウコ・スウィフトリバーの死亡がやっと正式なものになったが、奴の「挑戦」の痕跡はどこにもなかった。それをどう判断するかは、俺達残されたハンター次第だと預言者は言った。

仕事から戻ってきた最初の夜、アンダルと俺は夜更かしをした。いつものことさ。奴も俺も酒を飲み、アンダルはひどく酔っ払った。だが機械の俺は平気だ。そして俺達は契約を結んだ。

俺達の「挑戦」が決まったんだ。

バンガードのハンターの地位が、ぽっかり空いていたんだぜ。俺達は2人ともタニクスをやりたいと思っていた。だが奴にとどめを刺し、栄光を手にするのは1人だけだ。敗者は首をくくって…タワーで晴れて捕らわれの身となる。本物のディーラーへと続く孤独の道を去るってことさ。

俺達は笑った。

あのときのアンダルの笑い声を、もう一度聞けたらな…

一度だけでいいんだ。

クールな奴らはみんなパーティーを早退する。おかしな話だ。

オールイン Edit


やあ、元気か。

筆不精ですまない。でも全然書かないよりはましだろう?

言葉を見つけるのが難しいんだ。そう、俺にとって言葉は「見つける」ものだ。でもせっかく見つけた言葉が不適切な場合もある。嘘臭かったり、かっこつけてたり、ありのままの事実を伝えられていなかったりする。エース、だから俺はこれを書いているんだ。お前と俺はこうやって言葉を交わすんだ。「言うは易く殴り書きは難し」ってな。とにかく、このやり方のほうが、俺はより誠実になれる。本当の自分を感じられるんだ。

要するに…こんな方法で申し訳ないが…俺は心の中でお前に語りかけることしかできない。一対一で話がしたけりゃ、こうするしかないんだ。

父親と息子として。

ケイドと、かんしゃく玉のエースとして。

俺は何をしている?

実のところ…自分が誰に語りかけているのか分からない。もしかしたら…俺自身かもしれない。「俺のあとの俺」かも…

おい、「俺」! かっこいいぜ! 残念だが、思い出せないものは思い出せない。エクソの運命だ。でもそっちに座っているのが「俺」なら…言っておきたいことがある…

これは俺の望みじゃない。ましてや「お前」の望みでもない。

ビッグZにもイコラにも、このことははっきり言った。バンシーにもアマンダにも、ラーメン屋にいる我が友ジミーにも…もしあのディープストーン・クリプトとかいうやつを見つけたら…

俺は「6」で数えるのをやめる。聞こえるか? 「6」で打ち止めだ。

「7」には俺を不安にさせる何かがある。「不吉」とか「過大評価」とか…よく分からないが、俺に言わせりゃ、「7」という数字には呪いがかけられている。だからもしお前の後ろを「7」以上の数がつきまとうなら、誰かがゲームを変えたってことだ。そいつが不正をやってるのさ。

そんなときは、何か手を打つんだ。

もしお前がこれ以前のファイルを…このゴタゴタの始まりを聞いたことがないなら、そいつを見つけて聞いてくれ。「正体不明の鏡映」から得る教訓などない…そう思うかもしれないが、信じてくれ。お前がどんな人間であっても、成長できるんだ。それと…

「記録」がある。「日記」じゃなくて「記録」だ。「日記」と呼ぶのは、深い穴や悪夢とかが好きな三つ目の女の子だけだ。その子は無視しろ。とにかく…

一日の終わりには、「新たな自分」になっている…もしお前がお前なら、どんな人間になるかはお前次第なんだ。希望があるとすれば、俺はお前を導いてやれる。「俺以前の俺」がしたように。

そして男の子や少女の話になったら…俺のエースとクイーンの話になったら…

2人はお前のものでもあるんだ。当然だ。なぜならこの2人は…お前に与えられた贈り物だからだ。2人のためにお前は成長できる。

だが、もしお前がそれを感じないなら…回路の中央に感傷的な部分がないとしたら、そのときは…お前が「俺」だとしても、俺達は全然違うってことだな。つまりお前はヤバい奴って意味さ。

俺には「善」ってのが何か分からない。まあ「悪」も分からないが…。俺にできるのは、お前が正しく育つための道具を与えることだけだ。

エース、聞いてるか? このことはお前にも…

というか、みんなに当てはまることだ。赤の他人にも、古い友達にも、新しい敵にも…

俺を教訓にして、俺を超えてくれ。これを聞いているのが、俺とは全く気が合わない奴だとは思いたくないから。

Edit


「名誉」ってのはややこしいもんだ。人によって定義が違うからな。

お前が言うように…約束をしたら守らなきゃならない。それ以外は別に何をしてもいいが、約束だけは守れ。それが「名誉」ってやつさ。坊や、いいことを教えてやろう…

名誉は大事だ。それ自体が剣にも盾にもなるからな。ザヴァラはそのことを知っている。イコラもな。サラディンとシャックスは、知り過ぎているぐらい知ってるかもしれない。優秀なガーディアンなら誰でも知っているんだ。

人は約束や、約束をした人間を信用する。信用を得ることは難しいが、失うのは簡単だ。約束したら守るんだ。そうすれば、他のもの全部に裏切られても友達が何とかしてくれる。

たとえそうでないとしても…一人ぼっちで、追い詰められて、幕が下りようとしていても、求められた正しいことを自分はやったと思いながら死ねる。

勘違いしないでくれよ。名誉みたいな「正しいこと」ってのは、他人の影響を受けやすい概念だ。「正しいこと」は状況によって変わる。

何だか詩人みたいだな、俺。「ウォーロック的になる」って俺達は呼んでたけど。自分でも意外だが、時々あいつらの考えや言葉づかいに価値を見出すことがある。おや、ここでも教訓が1つ…

「他者の中に価値を見出す」ことだ。

仕切り屋のタイタンやフワフワしたウォーロックには俺はあまり共感できないが、連中にも価値はある。

ショーダウン Edit


名誉の話に戻ろう。アンダルの話に。

アンダルは俺の兄弟だった。もちろん例え話だが、でも一緒に生きて新たに「家族」になった奴のほうが、本当の…いや、やめておこう。アンダルは俺の兄弟だった。以上。

タニクスは腕が4本ある冷酷なガーディアン・ハンターだった。そして…

アンダルと俺は…賭けをした。ただ「賭け」という言葉はハンターとして正しくない。俺達がやったことにはもっと深い意味がある。

俺達は「挑戦」したんだ。

俺はあいつに、あいつは俺に「挑戦」した。

タニクスを殺すか、バンガードの職務に縛られるか。ハンターを狩って頂点に立つか、首輪をつけられるかのどっちかだ。これは俺達の名誉と約束がかかった問題だった。

「ハンターの挑戦」の起源は古過ぎてよく分からない。「最初の挑戦」に関しても色々な説があって、いつ誰がその「挑戦」に関わったのか、真実を知るのは不可能だ。

とにかく、その「最初の挑戦」でハンターが…

おっと、1つ言っておかないとな。まだ「ハンター」とか「タイタン」とか「ウォーロック」ではなく、蘇りし者という呼び名が使われていた頃の話だ。「選ばれし者」もまだ組織化されていなかったし、掟もなかった。ゴーストがどんなにわめこうが、誰も聞く耳を持たなかった時代だ。そんなときに、先駆者達が最初の火をつけた。そいつらは普通の人間というよりは、ただ権力に酔いしれた暴君だったのかもな。

「ウォーロード」の話が聞きたい? ハッ! 新たに生み出されたタフガイって感じだな。「光」の使い方すら知らない無知な連中さ。とにかく俺は好きじゃない。というか、あいつらを好きな奴なんているのか?

雑談が多い? まあまあ…

名誉を賭けた最初の挑戦は、後々「ハンター」と自称するようになった連中が関わっているんだろう。どんな「挑戦」だったんだろうな。「チューベルの谷でジャンプ」、「シェイドランナー短距離走」、「月明かりの決戦」、「クバ・スルの最後の抵抗」…あるいは「偉大なるゴミ集め」とか「ただのゴミ集め」だったのかもしれない。詳細は全く不明だ。俺も全然知らないからな。

でも最初が何だったのかは大した問題じゃない。先駆的という意味では、みんな同じだ。最初の「挑戦」が、その後の「挑戦」への道を作った。肝心なのは、誰かが「挑戦」を申し出て、その挑戦を受けたら、もう逃げられないってことだ。「挑戦」が体に染みて、体内に入り込むからな。ウォーロックが言うような抽象的なごまかしじゃなく、やっぱり名誉の問題だ。

「挑戦」を受けることは、何かを誓うことと一緒なんだ。

そんな風にしてアンダルと俺は、「挑戦」を受けて「挑戦」に縛りつけられた。そのときは、俺の根深い傲慢さなんか忘れていた。

俺の傲慢はいつも、何かが崩壊するときのきっかけなんだ…

勝者総取り Edit


タニクスは悩みの種だった。

本当の問題は別にあることがあとで分かったが、そのとき「悩み事リスト」のトップにあるのは奴だった。

「本当の問題」は何かって? あいつは今も健在なんだ! ガーディアンでもないくせに、俺の知る限り、あいつは何回も死んでる。俺の手にかかって奴は2回「死んだ」。2回目は死亡保険でももらおうかと思ったぐらいだが、お仲間が死体を素早く持ち去ってしまったから、俺は奴の胸と…首と…腹と…そして頭にあれ以上銃弾をぶち込むことができなかった。

だが2回目のことはどうでもいい。どうでもいいとは言い過ぎだが、肝心なのは1回目に起こったことだ。

アンダルと俺は賭け…じゃなく「挑戦」することになり、その「挑戦」で…俺達はタニクスに復讐する気満々だった。運よく俺が先にタニクスを見つけた。そして運よく奴を殺した…と思った。

みんなそう思っていたんだ。

そのあとは宴会だった。オシリスまで姿を見せたぐらいだ。彼と預言者は、セイント-14にタニクスを追わせていたんだ。セイント-14はとんでもないタイタンだったが、俺達はハンターだ。獲物を横取りされるはずがない。

今考えると、横取りさせてやったほうがよかったが。

アンダルは約束を守り、バンガードに加わった。俺はやめるよう説得した。俺達の「挑戦」には、最初からケチがついていた…シロウと俺はボロボロだったし、ニアンはもういなかった。完全にイカれたラッシュからは、感情と体液があふれ出していた。アンダルは俺の説得を聞かなかった。俺も最初から説得できるとは思っていなかった。

「挑戦」は「挑戦」だ。取り決めを守らないなら、歴史に汚点を残すことになる。そしてアンダルには、ハンター達から疑問の目が向けられていただろう。俺からでさえな。俺はそのことを認めるつもりは絶対になかったが、あいつは感づいていた。

アンダルがバンガードに加わると、俺達の関係は奇妙なものになった。全部俺のせいだが、俺は以前の彼に戻って欲しかった。あんなに破天荒で、世界中を旅してきた奴が、役人達の間で小さくなっていた。でもその関係にも徐々に慣れた。兄弟はいつまでも兄弟に対して怒ったりはしないもんだ。

俺達の新しい関係も軌道に乗り、素晴らしき日々が始まり、素晴らしき時代が続いた…

ほんのしばらくの間は。

ブラフ Edit


俺は失うことが嫌いだ。だから必死に避ける。

変な話だが…ここでクイーンが登場する。もしお前がリーフのジョークを言おうとしているなら…あるいはあの魔女やその手下ども、その塞ぎ込んだきょうだいの話をしようとしているなら…やめてくれ。

俺の「クイーン」は「あの女王」じゃない。

俺のクイーンは、俺が愛するクイーンだ。

俺のクイーンは俺の心だ。

俺のクイーンは…説明が難しい。

彼女は俺の愛の思い出だ。俺は、彼女抜きでは愛が何なのか理解できない。

でも彼女はここにはいない。もうずっと前から。だから俺は、彼女のことを想像したときに生まれる感情にしがみついている。俺は…それで満足だ。

もちろん葛藤はある。

俺達は人生において多くを失う。どんな人生も、常に何かを失っている…

でもこの人生…「最後の安全な街」における人生…「全ての終わり」とでも呼べそうなこの人生はどうなんだ?

勝ったときですら負けっぱなしのような気がするのはなぜだ?

まあいい。今のは忘れてくれ。俺は敗北主義者にだけはならない。なぜなら俺は敗北させるほうだからだ。それが俺の仕事だと言う人もいる。数ある俺の仕事の中の1つだと。

そして俺は悲観主義とも無関係だ。嫌いなんだよ。俺はエネルギーに満ちた楽観主義者で、誰かをハグしたいだけだ。基本的にはな。いつもそうだとイライラするが、ほとんどの場合、俺はパーティーの中心人物だ。

この悲しみに満ちた「魂の吐露」とやらも、もう…11回目か? 10回目? これだけダラダラしゃべっても、お前はまだ俺のことが分からないんだろうな。でも実際、ここまでずっと俺に付き合ってくれてるなら、お前は俺よりずっと勇敢な魂の持ち主だ。

さて…何の話だっけ?ああ、そうだ…

楽観主義だったな。

身元不明のとある誰かの言うことを信じるなら、俺は根っからの楽観主義だ。だが…そうだな。ここにいる毎日が報酬でもあり、勝利でもある。そしてその恩恵を大事にし、楽しみ、慈しまなきゃならない。同時に、それを当然だと思ってもいけない。

そういえば、「当然」を「当選」って言い間違えるウォーロックの友達がいた。俺の知る限り最高に頭のいい奴だったが…そうじゃなかったのかもな。「当選」だってよ。政治家じゃあるまいし…

おいケイド、話がまた脱線してるぞ…

素晴らしき毎日を大事にしろ。ただし忘れてはいけないのは…

人生は辛いってことだ。

友達が死んだり、兄弟が消えたり、そしてクイーンが…

大切な何かを失うと…みんなこう言うよな。「痛みや苦しみを受け入れろ」って。推進力にして景気よく前に進めって。

だが俺の魅力の中に、失ったものに希望を見出す能力は含まれていない。

でも、クイーンを失ったことに関しては、きっと前向きに進んでいる。彼女は特別な存在だった。本当にいい子だった。そうあるべきだったし、俺はそう信じている。馬鹿みたいに信じている。

失ったもの全てが俺を落ち込ませても、彼女のことを考えれば忘れられる。

それぐらい、彼女の影響力は強い。彼女が残した穴はとてつもなく大きく…全てを飲み込む。

嫌なものを全部飲み込んじまう。こうして喪失感と向き合うのは、正しいかどうか分からないが、とにかく俺はそうしている。そうやれば上手くいくんだ。心も晴れる。彼女のことを思うだけで…

俺は…幸せな気持ちに…なれる。

そして喪失感は消えていく。

バッドビート Edit


俺にとって大切なもの…それを伝えようと努力してきたが、それは同時に、恐ろしくて話したくないことをどうやって話すか模索することでもあった。「話したくないこと」というのはただ1つ…何かを失うことだ。自分で言うのも何だが、俺は未練がましい。失うことから全速力で逃げている。他の連中はそんなことはせずに喪失を受け止める。だが俺がクイーンに関して話したことは、全て真実だ。彼女は俺の盾なんだ。

彼女は嘘でもある。

俺が彼女をいつ「偽造」したか…マシな言い方をすれば、自分の知らない人生、自分が決して実現できない人生が存在すると信じることにしたのがいつだったか、覚えていない。それはこの人生で起こったことなのか? ガーディアンとして再生したことが、あるいは過去の俺の全てである虚無が、俺にやすらぎを捏造させたのか? ありうる話だ。たぶんそうなんだ。だが確信は持てない。

ガーディアン以前の人生を瞬間的に思い出すことはある。でも全ては一瞬で、夢の中や銃弾と再生の狭間で、人や場所がパッと浮かんでは消えていくだけだ。

そこには1人の女性がいて、ずっと昔の人生で俺が知っていた人は彼女だけだった。彼女には愛情を感じるが、その愛はただの記憶なのか…それとも俺はただ記憶を愛しているだけなのか? おそらく前者だ。俺はそう自分を納得させた。俺は自分を完全にするために、真実を作り出したんだ。

子供も女も俺は知らない。どちらも現実の存在ではない。

でも2人を知っていたら、2人が現実の存在だったら、どんなに素晴らしいだろう。

この2人は、状況が苦しいときに袖の中から取り出せる最高のカードだ。

俺は心の中で彼らを現実の存在にした。

思考としての彼らを愛し、俺に「感じる」ことを教えてくれる「真実」を創造した。

だが実は、それはただの身勝手だった。

初めて目覚めたとき、俺は孤独を感じた。打ちひしがれていた。俺のゴーストは俺をなぐさめようとしたが、この人生は虚ろだった。だから俺は逃げた。

でも断片的な記憶は…白昼夢のように、それ以上の何かを約束してくれた。苦しみや戦い以外の何かを。俺はそれにしがみついた。そして自分だけの真実を作り出した。それが俺をもより良い人間に変えてくれた。

反論もあるだろう。「自分に嘘をつく者が善人なら、それは真実から目を背けているからだ」。俺はそうは思わない。この世界では、人は自分の中に最上のものを見つけて、それに固執しなければならない。それが俺のやった全てだ。俺を感動させるものを見つけ、それを守るために戦った。

エースとクイーンに声が届かなかったら、2人に俺の姿が見えなかったら、俺はどんな奴になっていた?

分かってる。

悪い自分になる可能性があったことを。

これが俺の言いたいことだ。可能性さ。俺の人生を見ろ。俺が言ったこと、やったことをよく考えろ。簡素な人生と、本物の純粋な愛を約束することが、たとえそれが全部ゲームだとしても、俺をどうやって駆り立てたか、俺をどうやって導いたか、よく考えるんだ…

さあ、お前はお前の真実を見つけるんだ。

この告白はお前が望むような美しいものではないだろう。だがもう一度言うぞ…

これは告白なんかじゃない。

警告だ。

最高の自分に通じる道を見つけて、その道を歩け。なぜならそれ以外の道は、孤独の道だからだ。そのことを決して忘れるな。

もし忘れたら、俺が戻ってくるかもしれないぞ。

そしてお前のケツを蹴っ飛ばしてやる。

じゃあな。

—ケイド-6



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